中学3年 理科|作用・反作用
手で壁を押すと、壁は何をしている?
押す力を変えて、手と壁に働く2つの力を比べよう。
手で壁を押す
予想中点は力の始まり。点線は予想用の矢印です。
操作前に予想
手が壁を押しているとき、壁から手にも力は働くだろうか? 2つの力の大きさと向きは?
観察|力の関係
手と壁の接触による2つの力に注目します。壁の固定部分や腕が支える力は省略しています。
確かめよう
手が壁を強く押すと、壁が手を押す力は?
壁が手を押す力も、同時に同じだけ大きくなります。2つの力は同じ大きさで反対向きです。
手が壁を押す力は「壁」に、壁が手を押す力は「手」に働きます。このような組を作用・反作用といいます。
2つの力は別々の物体に働くので、同じ物体に働く2力のつり合いとは違います。
重要語句
この単元で覚えたいこと
観察のあとに読む
力の相手をたどって組を見つける
何を比べる?
AがBを押すとき、Bも同時にAを押します。力の矢印を見る前に「誰が、誰に」と言葉にしてみましょう。押す側と押される側を入れ替えると、作用・反作用の組を見つけやすくなります。
結果をどう考える?
作用・反作用の二力は、同じ大きさで反対向きです。ただし、それぞれが別の物体にはたらきます。一方の物体に働く力を考えるとき、もう一方の物体の力で打ち消すことはできません。
間違えやすい点・モデルの条件
動き方が違っても、作用・反作用の大きさが違うとは限りません。質量や、床などから受けるほかの力も運動に関係します。力の大きさと物体の動きの大きさを区別して観察してください。
制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月8日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ