理科ラボ

中学3年 理科|細胞分裂と成長

細胞分裂と成長の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。画面の「類題」は毎回ちがう数字になります。

問1図を見て選ぶ10点

1つの細胞が2つに分かれた。分かれた直後の1つ1つの細胞の大きさはどうか。

  1. ア もとより大きい
  2. イ もとより小さい
  3. ウ もとと同じ
答えと解説

答え:イ(もとより小さい)

分かれた直後の細胞は小さく、そのあと養分をとり入れて、もとの大きさくらいまで大きくなります。

よくあるまちがい:分裂→小さい→成長して大きくなる。

問2図を見て選ぶ12点

体細胞分裂でできた2つの細胞。それぞれの染色体の数は、もとの細胞とくらべてどうか。

  1. ア 半分
  2. イ 2倍
  3. ウ 同じ
答えと解説

答え:ウ(同じ)

分裂の前に染色体が複製されて2倍になり、それが2つに分かれるので、それぞれの細胞の染色体の数はもとと同じです。

よくあるまちがい:体細胞分裂=同じ数、減数分裂=半分。

問3図を見て選ぶ12点

植物の根がのびたり、体が大きくなったりするのはなぜか。

  1. ア 細胞の数がふえ、1つ1つが大きくなるから
  2. イ 細胞1つ1つが大きくなるだけだから
  3. ウ 細胞の数がふえるだけだから
答えと解説

答え:ア(細胞の数がふえ、1つ1つが大きくなるから)

細胞分裂で細胞の数がふえ、ふえた細胞の1つ1つが大きくなることで、生物は成長します。

よくあるまちがい:成長=数がふえる+1つ1つが大きくなる。

問4並べる12点

体細胞分裂の順に並べなさい。(分裂の前に染色体は複製されている)

(染色体が両はしに分かれる・核の中に染色体が見えてくる・仕切りができて2つの細胞になる・染色体が中央に並ぶ)

答えと解説

答え:核の中に染色体が見えてくる → 染色体が中央に並ぶ → 染色体が両はしに分かれる → 仕切りができて2つの細胞になる

染色体が見えてくる→中央に並ぶ→両はしに分かれる→それぞれ核になり、仕切り(植物では細胞板)ができて2つの細胞になる。

よくあるまちがい:「並ぶ」→「分かれる」の順。

問5選んで答える12点

タマネギの根の先端を観察するとき、うすい塩酸に入れてあたためるのはなぜか。

  1. ア 細胞を染めるため
  2. イ 細胞を1つ1つ離れやすくするため
  3. ウ 細胞分裂を速めるため
答えと解説

答え:イ(細胞を1つ1つ離れやすくするため)

うすい塩酸で細胞どうしの結びつきを弱め、押しつぶしたときに細胞が重ならず観察しやすくします。

よくあるまちがい:塩酸=ばらばらにする、染色液=核や染色体を染める。

問6選んで答える12点

根の中で、細胞分裂がさかんに行われているのはどこか。

  1. ア 根の先端に近い部分
  2. イ 根のもとに近い部分
  3. ウ 根全体で同じように行われている
答えと解説

答え:ア(根の先端に近い部分)

根の先端近く(成長点)では細胞が小さく、分裂中の細胞が多く見られます。もとに近い部分では細胞は大きくなっています。

よくあるまちがい:先端近く=小さい細胞が多い=分裂がさかん。

問7計算12点

1個の細胞が分裂して2個になり、その2個がそれぞれ分裂して4個になる…というように、3回分裂をくり返すと、細胞は何個になるか。

答えと解説

答え:8個

  1. 1×2を3回くり返す=8個

よくあるまちがい:1回の分裂で2倍。たし算ではない。

問8記述18点

体細胞分裂の前に、染色体が複製されて2倍になるのはなぜか。分裂後の細胞の染色体のようすから説明しなさい。

答えと解説

答えの例

分裂でできる2つの細胞に、もとの細胞と同じ数・同じ内容の染色体をわたすため。複製して2倍にしてから等しく分けるので、どちらの細胞にも同じ遺伝子が受けつがれる。

採点のポイント:分裂後の2つの細胞が、もとと同じ数の染色体をもつため/同じ遺伝子(同じ内容の染色体)が受けつがれる

よくあるまちがい:「数が同じになる」ことと「内容(遺伝子)が同じ」ことを書く。