Aは土の上ずみ液、Bは煮沸した上ずみ液に、それぞれデンプンを加えて数日おいた。ヨウ素液を加えても青紫色にならないのはどちらか。
- ア A
- イ B
- ウ AとBの両方
答えと解説
答え:ア(A)
Aでは土の中の微生物がデンプンを分解したので、ヨウ素液を加えても青紫色になりません。
よくあるまちがい:青紫色にならない=デンプンがなくなった(分解された)。
中学3年 理科|分解者の対照実験
この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。
定期テストくらいの問題です。答えると、正解とわけが出ます。記述や作図は、ノートや印刷した用紙に書いてから答えの例と見くらべましょう。
Aは土の上ずみ液、Bは煮沸した上ずみ液に、それぞれデンプンを加えて数日おいた。ヨウ素液を加えても青紫色にならないのはどちらか。
答え:ア(A)
Aでは土の中の微生物がデンプンを分解したので、ヨウ素液を加えても青紫色になりません。
よくあるまちがい:青紫色にならない=デンプンがなくなった(分解された)。
Bの上ずみ液を、デンプンを加える前に煮沸したのはなぜか。
答え:イ(微生物をはたらけなくして、Aとくらべるため)
微生物がいるA、いないBを用意し、ほかの条件をそろえてくらべることで、デンプンの分解が微生物のはたらきによるとわかります(対照実験)。
よくあるまちがい:調べたい条件だけを変えるのが対照実験。
Aを冷蔵庫(5℃)においておくと、デンプンの分解はどうなるか。
答え:イ(ゆっくりになり、デンプンが残る)
微生物は、適当な温度でよくはたらきます。低温ではそのはたらきがにぶくなるので、分解はゆっくりになります。
よくあるまちがい:冷蔵庫で食べ物がくさりにくいのと同じ理由。
生物の死がいやふんなどにふくまれる有機物を、無機物に分解する生物を何というか。
答え:ウ(分解者)
菌類(カビ・キノコ)や細菌類などは、有機物を二酸化炭素や水などの無機物に分解する分解者です。
よくあるまちがい:生産者・消費者・分解者のはたらきを区別する。
分解者のなかまとして、正しくないものはどれか。
答え:ウ(コケ植物)
コケ植物は光合成をする生産者です。菌類・細菌類や、ミミズ・ダンゴムシなど落ち葉を食べる土の中の小動物が分解者としてはたらきます。
よくあるまちがい:光合成をするものは生産者。
分解者が有機物を分解するときのはたらきはどれか。
答え:ア(呼吸によって、有機物から二酸化炭素と水をつくる)
分解者は呼吸によって有機物からエネルギーをとり出し、二酸化炭素や水などの無機物にします。
よくあるまちがい:分解者も呼吸をしている。
対照実験で大切なことはどれか。
答え:ア(調べたい条件だけを変え、ほかの条件をそろえる)
調べたい条件(ここでは微生物の有無)だけを変えてくらべると、結果のちがいがその条件によるものだとわかります。
よくあるまちがい:変える条件は1つだけ。
この実験で、AとBの両方を用意してくらべる必要があるのはなぜか。「微生物」ということばを使って説明しなさい。
答えの例
Aだけでは、デンプンがなくなった原因が微生物のはたらきかどうかわからない。微生物がいないBではデンプンが残ることをくらべて示すことで、デンプンの分解が微生物のはたらきによるとわかる。
採点のポイント:Aだけでは、原因が微生物かどうかわからない/微生物がいないBとくらべることで、微生物のはたらきだとわかる
よくあるまちがい:くらべる相手がないと結論が出せない、という点を書く。