小学5年 理科|植物の発芽と成長
種子が発芽して育つには、何が必要?
インゲンマメの種子は、どんな条件で発芽し、よく育つのでしょう。調べる条件を1つだけ変えてくらべながら、予想してから5つのステップで確かめよう。
ステップ1
水がないと、発芽する?
予想:インゲンマメの種子を、水をあたえたAと、水をあたえないBで調べた。Bの種子は発芽する?
Aは条件がそろったカップ、Bは調べる条件を1つだけ変えたカップです。日数は短くしています。
予想を選ぶと、ここで条件を変えられるようになります。
ためしてみよう
ここが大事
ステップのまとめ
植物の発芽と成長のまとめ
| くらべた条件 | 結果 | 分かったこと |
|---|---|---|
| 水 | 水がないと発芽しない | 発芽には水が必要 |
| 空気 | 水にしずめると発芽しない | 発芽には空気が必要 |
| 温度 | 冷たい所では発芽しない | 発芽には適当な温度が必要 |
| 日光 | 暗くしても発芽する | 発芽に日光はいらない |
| 種子の中 | 子葉にでんぷんがある | でんぷんが発芽や成長に使われる |
| 成長 | 日光と肥料がある方がよく育つ | 成長には日光と肥料も必要 |
この図は、考えるためのモデルです。発芽や成長にかかる日数は短くしています。
大事な言葉
この単元でおぼえたいこと
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はかせ・ハル・ピコといっしょに「なぜ?」を考える
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このシミュレーターの使い方
授業での使い方(10〜15分)
- 本物の発芽の実験は結果まで数日かかるので、条件を決める話し合いや、結果の予想に使えます。
- ステップ1の「ためしてみよう」で、日光がなくても発芽することを確かめ、「発芽に日光が必要か」というぎもんにつなげます。
- ステップ3では、冷ぞう庫の中は暗いので、くらべるAにも箱をかぶせる理由(条件を1つだけ変える)を考えさせます。
- ステップ5は、育て方を変えた実験の結果のまとめに使えます。
子どもがよく考えるまちがい
- 「発芽には日光と肥料が必要」…発芽には水・空気・適当な温度だけで、日光と肥料は成長に必要です。
- 「2つの条件を同時に変えてもよい」…どの条件のちがいか分からなくなるので、1つだけ変えます。
本物の実験をするときの注意
- ヨウ素液は手につかないようにし、口に入れません。
- 種子を切るときは、カッターやナイフの使い方に気をつけます(先生が切ってもよい)。
- 冷ぞう庫を使うときは、食べ物と分けて入れます。
家で使うときは、カップとだっし綿でインゲンマメを発芽させ、毎日のようすを記録すると、このシミュレーターとくらべられます。
実験のあとに読む
条件を1つだけ変えてくらべる
何を比べる?
水・空気・温度のうち、1つだけを変えたカップと、条件がそろったカップをくらべます。種子のでんぷんや、日光・肥料と成長の関係もくらべます。
結果をどう考える?
発芽には水・空気・適当な温度が必要で、日光はいりません。種子の子葉にあるでんぷんが発芽に使われます。よく育つには、日光と肥料も必要です。
まちがえやすい点・モデルの条件
「発芽には日光が必要」と考えやすいので注意しよう。暗くしても発芽します。日光が必要なのは、発芽したあと、よく育つときです。くらべる実験では、調べる条件以外をそろえます。
制作:現役の理科教員 / 制作の考え方