小学6年 理科|月と太陽
月の形は、なぜ日によって変わって見える?
三日月・半月・満月。月の形は、日によって変わって見えます。月の光っている側と太陽の位置に注目して、予想してから4つのステップで確かめよう。
ステップ1
月の光っている側には、何がある?
予想:夕方、南の空に右半分が光る月が見えた。月の光っている側には、何がある?
夕方の空は、南を向いて見たようすです(左が東、右が西)。上から見た図は、大きさやきょりを変えて表しています。
予想を選ぶと、ここで条件を変えられるようになります。
ためしてみよう
ここが大事
ステップのまとめ
月と太陽のまとめ
| 夕方に見える方角 | 月の形 | 太陽との位置 |
|---|---|---|
| 西の空 | 細い月(三日月)・右側が光る | 太陽に近い |
| 南の空 | 半月(右半分が光る) | 太陽から90°くらいはなれる |
| 東の空 | 満月 | 太陽の反対側 |
月は太陽の光を受けてかがやき、光っている側に太陽がある。月の形の見え方は、月と太陽の位置関係で変わる。
この図は、考えるためのモデルです。太陽・地球・月の大きさやきょりは、本当の大きさの割合とはちがいます。
大事な言葉
この単元でおぼえたいこと
確認問題へ問題ページへ →実験道具:月と金星の見え方月の位置を動かして、見え方の変わり方をたしかめよう(中学向け) →動画で見る
はかせ・ハル・ピコといっしょに「なぜ?」を考える
小学校の理科の動画を、土曜日と日曜日の朝9時に1本ずつ出しています。
理科ラボの動画(YouTube)YouTube で見る →先生・保護者の方へ
このシミュレーターの使い方
授業での使い方(10〜15分)
- ステップ1は、実際に月を観察した記録(光っている側の向き)と見くらべるのに使えます。
- ステップ2・3で、夕方の空の月の位置と形の関係を予想させます。「ためしてみよう」で3つの方角を切りかえて、規則性に気づかせます。
- ステップ4は、ボールとライトを使ったモデル実験の前後に使えます。ライトを太陽、ボールを月に見立てる実験とつなげると分かりやすくなります。
子どもがよく考えるまちがい
- 「月は自分で光っている」…光っている側にいつも太陽があることから、太陽の光を受けていると分かります。
- 「月の形が変わるのは地球のかげのため」…かげではなく、光っている部分の見え方が変わるためです。
本物の観察をするときの注意
- 太陽を直接見てはいけません。しゃ光板を使い、目をいためないようにします。
- 月の観察は、同じ場所・同じ時刻に行い、建物などを目印にして記録します。
- 夜に観察するときは、必ず大人といっしょに行います。
家で使うときは、夕方に月が見えた日に方角と形を記録して、このシミュレーターと見くらべてみてください。
実験のあとに読む
月の形と、太陽の位置
何を比べる?
夕方の東・南・西の空に見える月の形と、光っている側の向きをくらべます。上から見た図で、月と太陽の位置関係もくらべます。
結果をどう考える?
月は太陽の光を受けてかがやいていて、光っている側に太陽があります。太陽に近いほど細く、太陽からはなれるほどまるく見えます。
まちがえやすい点・モデルの条件
「月の形が変わるのは、地球のかげが月にうつるから」と考えやすいので注意しよう。月の形の見え方は、月と太陽の位置関係で変わります。この図の大きさやきょりは、本当の割合とはちがいます。
制作:現役の理科教員 / 制作の考え方