理科ラボ

中学3年 理科|生態系と物質循環

生態系と物質循環の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。答えると、正解とわけが出ます。記述や作図は、ノートや印刷した用紙に書いてから答えの例と見くらべましょう。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。

問1選んで答える10点

生物どうしの「食べる・食べられる」の関係が、網の目のようにつながっているものを何というか。

  1. ア 食物網
  2. イ 食物連鎖
  3. ウ 生態系
答えと解説

答え:ア(食物網)

食べる・食べられるの1本のつながりが食物連鎖、それが複雑にからみ合ったものが食物網です。

よくあるまちがい:連鎖=1本、網=からみ合い。

問2並べる12点

食物連鎖を、食べられるものから順に並べなさい。

(カエル・ヘビ・植物・バッタ)

答えと解説

答え:植物 → バッタ → カエル → ヘビ

植物→(食べられる)バッタ→カエル→ヘビ。はじまりは光合成をする植物(生産者)です。

よくあるまちがい:食物連鎖のはじまりは生産者(植物)。

問3選んで答える12点

ふつう、生物の数量が最も多いのはどれか。

  1. ア 肉食動物
  2. イ 植物
  3. ウ 草食動物
答えと解説

答え:イ(植物)

生物の数量は、植物>草食動物>肉食動物のピラミッドの形になります。

よくあるまちがい:食べられる側ほど数量が多い。

問4図を見て選ぶ12点

つり合っていた生態系で、肉食動物が急に減った。草食動物の数は、まずどうなるか。

  1. ア 減る
  2. イ 変わらない
  3. ウ ふえる
答えと解説

答え:ウ(ふえる)

草食動物を食べる肉食動物が減るので、草食動物はまずふえます。

よくあるまちがい:まず「食べられる側」がどうなるかを考える。

問5図を見て選ぶ12点

肉食動物が減ってふえた草食動物。いつまでもふえ続けるか。

  1. ア ふえ続ける
  2. イ いいえ(植物が減ると、草食動物も減る)
  3. ウ すぐに0になる
答えと解説

答え:イ(いいえ(植物が減ると、草食動物も減る))

草食動物がふえると、食べ物の植物が減ります。すると草食動物も減り、やがてもとのつり合いにもどっていきます。

よくあるまちがい:生態系の数量は、長い目で見るとつり合いにもどる。

問6図を見て選ぶ12点

空気中の二酸化炭素にふくまれる炭素は、生物の間をどう移っていくか。

  1. ア 光合成で植物にとりこまれ、食べる・呼吸・分解で空気にもどる
  2. イ 動物の呼吸でとりこまれ、植物の光合成で空気にもどる
  3. ウ 一度とりこまれると、空気にはもどらない
答えと解説

答え:ア(光合成で植物にとりこまれ、食べる・呼吸・分解で空気にもどる)

植物が光合成で二酸化炭素をとりこみ有機物にする。有機物は食物連鎖で動物に移り、呼吸や分解者のはたらきで二酸化炭素として空気にもどります。

よくあるまちがい:炭素は「無機物(CO₂)⇔有機物」の形で循環する。

問7選んで答える12点

二酸化炭素を出すはたらきをしない生物はいるか。正しいものを選びなさい。

  1. ア 植物は二酸化炭素を出さない
  2. イ 分解者は二酸化炭素を出さない
  3. ウ 生産者・消費者・分解者のどれも、呼吸で二酸化炭素を出す
答えと解説

答え:ウ(生産者・消費者・分解者のどれも、呼吸で二酸化炭素を出す)

すべての生物は呼吸をして、二酸化炭素を出しています。植物は光合成で二酸化炭素をとり入れるはたらきもします。

よくあるまちがい:植物も呼吸をしている。

問8記述18点

生態系の中で、分解者がいなくなると、どのようなことが起こると考えられるか説明しなさい。

答えと解説

答えの例

生物の死がいやふんの有機物が分解されず、たまっていく。無機物(二酸化炭素や養分)にもどらないので、植物が使える養分が不足し、物質の循環がとどこおる。

採点のポイント:死がいやふん(有機物)が分解されずにたまる/無機物にもどらず、植物の養分や物質の循環がとどこおる

よくあるまちがい:分解者のはたらき(有機物→無機物)がなくなるとどうなるかを書く。