理科ラボ

中学2年 理科|電力と発熱

電力と発熱の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。画面の「類題」は毎回ちがう数字になります。

問1選んで答える10点

電力の単位はどれか。

  1. ア W(ワット)
  2. イ J(ジュール)
  3. ウ V(ボルト)
答えと解説

答え:ア(W(ワット))

電力の単位はW(ワット)です。電力〔W〕=電圧〔V〕×電流〔A〕。

よくあるまちがい:電力=W、電力量・熱量=J(またはWh)。

問2計算12点

電熱線に6Vの電圧を加えると、1.5Aの電流が流れた。この電熱線が消費する電力は何Wか。

答えと解説

答え:9W

  1. 6×1.5=9W

よくあるまちがい:電圧÷電流(これは抵抗)にしない。電力=電圧×電流。

問3計算12点

12Wの電熱線に5分間電流を流した。発生した熱量は何Jか。

答えと解説

答え:3600J

  1. 5分=300秒
  2. 12×300=3600J

よくあるまちがい:時間は「秒」になおしてからかける。

問4計算12点

6Wの電熱線で、ある量の水を5分間あたためると、水温が2.5℃上がった。同じ量の水を、12Wの電熱線で5分間あたためると、水温は何℃上がるか。

答えと解説

答え:5℃

  1. 12÷6=2倍
  2. 2.5×2=5℃

よくあるまちがい:電力が○倍なら、同じ時間の上昇温度も○倍。

問5図を見て選ぶ12点

6Wの電熱線で5分間あたためるとき、水を100gから50gに減らすと、水の上昇温度はどうなるか。

  1. ア 約半分になる
  2. イ 約2倍になる
  3. ウ 変わらない
答えと解説

答え:イ(約2倍になる)

発生する熱量が同じなら、水の質量が半分だと上昇温度は約2倍になります。

よくあるまちがい:上昇温度は、電力に比例し、水の質量に反比例する。

問6計算14点

消費電力1200Wのドライヤーを10分間使った。使った電力量は何Whか。

答えと解説

答え:200Wh

  1. 10分=0.167時間
  2. 1200×0.167=200Wh

よくあるまちがい:Whでは時間を「時間(h)」になおす。Jのときは「秒」。

問7選んで答える10点

同じ電圧を加えたとき、抵抗の小さい電熱線と大きい電熱線では、発熱が大きいのはどちらか。

  1. ア 抵抗の大きい電熱線
  2. イ 抵抗の小さい電熱線
  3. ウ どちらも同じ
答えと解説

答え:イ(抵抗の小さい電熱線)

電圧が同じなら、抵抗が小さいほど大きな電流が流れ、電力(電圧×電流)が大きくなるので、発熱も大きくなります。

よくあるまちがい:「抵抗が大きい=熱くなる」と考えない。電圧が同じなら電流の大きい方が発熱が大きい。

問8記述18点

電熱線で水をあたためる実験で、①水をときどきかき混ぜるのはなぜか。②室温と同じくらいの温度の水を使うのはなぜか。それぞれ説明しなさい。

答えと解説

答えの例

①水全体の温度を均一にして、水温を正しく測るため。②水とまわりの空気の温度差を小さくして、まわりとの熱の出入りをできるだけ少なくするため。

採点のポイント:①水全体の温度を均一にするため/②まわりとの熱の出入りを少なくするため

よくあるまちがい:かき混ぜるのは「早くあたためるため」ではない。