理科ラボ

中学3年 理科|エネルギー変換と効率

エネルギー変換と効率の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。画面の「類題」は毎回ちがう数字になります。

問1図を見て選ぶ10点

効率80%のモーターに100Jの電気を入れると、80Jが運動のエネルギーになった。残りの20Jはどうなったか。

  1. ア なくなった
  2. イ 熱や音などになった
  3. ウ モーターの中にたまった
答えと解説

答え:イ(熱や音などになった)

残りのエネルギーは、熱や音など目的以外のエネルギーに変わりました。エネルギーの総量は変わりません(エネルギーの保存)。

よくあるまちがい:エネルギーは消えない。目的以外の形に変わる。

問2計算12点

500Jの電気エネルギーを入れると、200Jの光エネルギーが出る電球がある。この電球の変換効率は何%か。

答えと解説

答え:40%

  1. 200÷500×100=40%

よくあるまちがい:目的のエネルギーを、入れたエネルギーでわる。

問3計算12点

効率80%のモーターで発電機を回し、発電機は効率60%で電気にもどす。全体の効率は何%か。

答えと解説

答え:48%

  1. 100Jのうちモーターで80J
  2. 発電機で80×60÷100=48J
  3. 全体の効率:48%

よくあるまちがい:効率はたし算や平均ではなく、かけ合わせる。

問4図を見て選ぶ12点

モーターも発電機も効率を90%にした。全体で100%のエネルギーをとり出すことはできるか。

  1. ア できる
  2. イ できない(必ず熱などに変わる分がある)
  3. ウ 効率を90%より上げればできる
答えと解説

答え:イ(できない(必ず熱などに変わる分がある))

エネルギーを変換するたびに、一部が熱などになるので、とり出せるエネルギーは入れたものより必ず少なくなります。

よくあるまちがい:変換をくり返すほど、目的のエネルギーは減る。

問5選んで答える12点

同じ明るさで、LED電球と白熱電球をくらべた。LED電球の消費電力が小さいのはなぜか。

  1. ア 電気エネルギーの多くが光に変わり、熱になる分が少ないから
  2. イ LED電球は光を出さないから
  3. ウ 白熱電球は電気を使わないから
答えと解説

答え:ア(電気エネルギーの多くが光に変わり、熱になる分が少ないから)

白熱電球は電気エネルギーの多くが熱に変わります。LED電球は光への変換効率が高いので、同じ明るさでも少ない電力ですみます。

よくあるまちがい:変換効率が高い=むだな熱が少ない。

問6選んで答える12点

手回し発電機で豆電球を光らせた。このときのエネルギーの移り変わりとして正しいものはどれか。

  1. ア 電気→運動→光
  2. イ 光→電気→運動
  3. ウ 運動→電気→光
答えと解説

答え:ウ(運動→電気→光)

手で回す運動エネルギーが、発電機で電気エネルギーに変わり、豆電球で光エネルギー(と熱)に変わります。

よくあるまちがい:はじめのエネルギーから順にたどる。

問7選んで答える12点

火力発電で、燃料のもつエネルギーが最初に変わるのは何エネルギーか。

  1. ア 電気エネルギー
  2. イ 熱エネルギー
  3. ウ 光エネルギー
答えと解説

答え:イ(熱エネルギー)

燃料の化学エネルギー→燃やして熱エネルギー→水蒸気でタービンを回す運動エネルギー→発電機で電気エネルギー。

よくあるまちがい:化学→熱→運動→電気の順。

問8記述18点

「エネルギーの保存」とはどういうことか。また、それでもエネルギーを有効に使うくふうが必要なのはなぜか、説明しなさい。

答えと解説

答えの例

エネルギーは形が変わっても、全体の量は変わらない(エネルギーの保存)。しかし、変換のときに一部が熱などの利用しにくいエネルギーになって出ていくので、効率よく使うくふうが必要である。

採点のポイント:エネルギーの総量は変わらない(保存される)/変換で一部が熱など利用しにくい形になる

よくあるまちがい:「保存」と「利用できるエネルギーが減る」の両方を書く。