効率80%のモーターに100Jの電気を入れると、80Jが運動のエネルギーになった。残りの20Jはどうなったか。
- ア なくなった
- イ 熱や音などになった
- ウ モーターの中にたまった
答えと解説
答え:イ(熱や音などになった)
残りのエネルギーは、熱や音など目的以外のエネルギーに変わりました。エネルギーの総量は変わりません(エネルギーの保存)。
よくあるまちがい:エネルギーは消えない。目的以外の形に変わる。
中学3年 理科|エネルギー変換と効率
この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。
定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。
効率80%のモーターに100Jの電気を入れると、80Jが運動のエネルギーになった。残りの20Jはどうなったか。
答え:イ(熱や音などになった)
残りのエネルギーは、熱や音など目的以外のエネルギーに変わりました。エネルギーの総量は変わりません(エネルギーの保存)。
よくあるまちがい:エネルギーは消えない。目的以外の形に変わる。
500Jの電気エネルギーを入れると、200Jの光エネルギーが出る電球がある。この電球の変換効率は何%か。
答え:40%
よくあるまちがい:目的のエネルギーを、入れたエネルギーでわる。
効率80%のモーターで発電機を回し、発電機は効率60%で電気にもどす。全体の効率は何%か。
答え:48%
よくあるまちがい:効率はたし算や平均ではなく、かけ合わせる。
モーターも発電機も効率を90%にした。全体で100%のエネルギーをとり出すことはできるか。
答え:イ(できない(必ず熱などに変わる分がある))
エネルギーを変換するたびに、一部が熱などになるので、とり出せるエネルギーは入れたものより必ず少なくなります。
よくあるまちがい:変換をくり返すほど、目的のエネルギーは減る。
同じ明るさで、LED電球と白熱電球をくらべた。LED電球の消費電力が小さいのはなぜか。
答え:ア(電気エネルギーの多くが光に変わり、熱になる分が少ないから)
白熱電球は電気エネルギーの多くが熱に変わります。LED電球は光への変換効率が高いので、同じ明るさでも少ない電力ですみます。
よくあるまちがい:変換効率が高い=むだな熱が少ない。
手回し発電機で豆電球を光らせた。このときのエネルギーの移り変わりとして正しいものはどれか。
答え:ウ(運動→電気→光)
手で回す運動エネルギーが、発電機で電気エネルギーに変わり、豆電球で光エネルギー(と熱)に変わります。
よくあるまちがい:はじめのエネルギーから順にたどる。
火力発電で、燃料のもつエネルギーが最初に変わるのは何エネルギーか。
答え:イ(熱エネルギー)
燃料の化学エネルギー→燃やして熱エネルギー→水蒸気でタービンを回す運動エネルギー→発電機で電気エネルギー。
よくあるまちがい:化学→熱→運動→電気の順。
「エネルギーの保存」とはどういうことか。また、それでもエネルギーを有効に使うくふうが必要なのはなぜか、説明しなさい。
答えの例
エネルギーは形が変わっても、全体の量は変わらない(エネルギーの保存)。しかし、変換のときに一部が熱などの利用しにくいエネルギーになって出ていくので、効率よく使うくふうが必要である。
採点のポイント:エネルギーの総量は変わらない(保存される)/変換で一部が熱など利用しにくい形になる
よくあるまちがい:「保存」と「利用できるエネルギーが減る」の両方を書く。