中学3年 理科|摩擦力
押す力を大きくすると、
いつ動き始める?
面の種類を変えて、押す力と摩擦力の関係を確かめよう。
なめらかな面で押す
予想中箱を右向きに押します。横向きに働く力に注目しよう。
点は力の始まり。矢印の長さは、どちらも同じ縮尺で力の大きさを表します。
操作前に予想
この力で押すと箱は動くだろうか? 摩擦力の矢印は、どちら向きで、どのくらいの長さになるだろう?
観察|押す力と摩擦力
押す力 摩擦力
このモデルでは、ざらざらした面ほど滑りにくくしています。動く場合は、箱が静止から動き始める様子を繰り返し表示します。
確かめよう
押しても動かないとき、摩擦力はどうなっている?
箱が止まっている間は、摩擦力が押す力と同じ大きさ・反対向きになり、2つの力がつり合っています。
押す力を大きくすると、止まっている間の摩擦力も大きくなります。ただし、支えられる大きさには限界があり、それを超えると箱が動き始めます。
滑っているときの摩擦力は、面に対する運動の向きと反対に働きます。このモデルでは、滑り始めると摩擦力が動き出す直前より少し小さくなるものとしています。
重要語句
この単元で覚えたいこと
観察のあとに読む
動き出す前にも摩擦力はある
何を比べる?
床の上の物体を弱く引いても動かないとき、引く力がなくなったわけではありません。静止している間は、静止摩擦力が引く力とつり合う大きさになっています。引く力だけを少しずつ変えて比べましょう。
結果をどう考える?
静止摩擦力には限界があり、それを超えると物体がすべり始めます。すべっているときの動摩擦力とは区別します。摩擦力は、接触面ですべる動きや、すべろうとする動きを妨げる向きにはたらきます。
間違えやすい点・モデルの条件
表面が違えば摩擦の大きさも変わります。教材の数値は設定した条件でのモデルであり、現実のすべての床や物体を表すものではありません。止まっているから力がない、とは考えないようにしましょう。
制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月8日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ