中学3年 理科|慣性の法則
押すのをやめると、物体は止まる?
同じように押した台車が、手を離したあとにどう動くか比べよう。
慣性の法則の観察
予想中赤:押す力 / オレンジ:摩擦力 / 青:台車
操作前に予想
摩擦がない場合、手を離したあとの台車はどう動く?
観察してわかったこと
最初の1秒は同じ押し方で加速。比較区間は手を離してからです。鉛直方向の重力と垂直抗力はつり合うため省略。
確かめよう
摩擦がない場合、手を離したあとの台車はどう動く?
運動を変える力が働かなければ、動いている物体は同じ向き・同じ速さで進み続けます。
身の回りの物体が止まるのは、手を離したこと自体ではなく、摩擦などの力が働くためです。
重要語句
この単元で覚えたいこと
観察のあとに読む
力がなくなると速さはどうなるか
何を比べる?
台車を押している間と、手を離した後を分けて観察します。手を離せば押す力はなくなりますが、その瞬間に速さまで0になるわけではありません。
結果をどう考える?
物体にはたらく力がつり合っていると、静止している物体は静止を、動いている物体は等速直線運動を続けます。これが慣性の法則です。動き続けるために必ず前向きの力が必要、とは限りません。
間違えやすい点・モデルの条件
日常の台車がやがて止まるのは、床との摩擦や空気抵抗などがあるためです。摩擦の有無を比べ、止まる原因を「押すのをやめたから」だけでなく、はたらく力で説明してみましょう。
制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月8日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ