鉄と硫黄の混合物を加熱してできる物質は何か。
- ア 硫化鉄
- イ 酸化鉄
- ウ 鉄と硫黄の混合物のまま
答えと解説
答え:ア(硫化鉄)
鉄と硫黄が結びついて、硫化鉄ができます(鉄+硫黄→硫化鉄)。
よくあるまちがい:2種類以上の物質が結びついてできた物質=化合物。
中学2年 理科|鉄と硫黄
この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。
定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。
鉄と硫黄の混合物を加熱してできる物質は何か。
答え:ア(硫化鉄)
鉄と硫黄が結びついて、硫化鉄ができます(鉄+硫黄→硫化鉄)。
よくあるまちがい:2種類以上の物質が結びついてできた物質=化合物。
鉄と硫黄を混ぜただけのAと、加熱したB。磁石を近づけると、強く引きつけられるのはどちらか。
答え:イ(Aだけ)
Aには鉄がそのまま残っているので磁石につきます。Bは硫化鉄になり、鉄の性質を失っています。
よくあるまちがい:化学変化で別の物質になると、性質も変わる。
加熱したBにうすい塩酸を加えると発生する気体はどれか。
答え:ア(卵がくさったようなにおいの気体(硫化水素))
硫化鉄にうすい塩酸を加えると、卵がくさったようなにおいの硫化水素が発生します(有毒なので、においは手であおいでかぐ)。
よくあるまちがい:A(鉄)+塩酸→水素、B(硫化鉄)+塩酸→硫化水素。
鉄7.0gと硫黄4.0gは、ちょうど過不足なく反応する。鉄14gとちょうど反応する硫黄は何gか。
答え:8g
よくあるまちがい:反応する質量の比(鉄:硫黄=7:4)を使う。
鉄14gと硫黄4gを混ぜて加熱した。できる硫化鉄は最大何gか。(鉄7.0gと硫黄4.0gで、硫化鉄11.0gができる)
答え:11g
よくあるまちがい:鉄と硫黄の質量をそのまま足さない。足りない方で、できる量が決まる。
鉄10gと硫黄4gを混ぜて加熱し、硫黄をすべて反応させた。反応せずに残った鉄は何gか。(鉄と硫黄は質量の比7:4で反応する)
答え:3g
よくあるまちがい:残った鉄の部分は、磁石につき、塩酸で水素を出す。
鉄と硫黄の混合物の一部を加熱して赤くなったら加熱をやめても、反応が全体に広がっていく。その理由はどれか。
答え:ウ(反応で熱が出て、その熱で次の部分が反応するから)
鉄と硫黄の反応は熱を出す反応(発熱反応)なので、出た熱で次々と反応が進みます。
よくあるまちがい:加熱をやめても進む=反応で熱が出ている。
鉄と硫黄の「混合物」と、加熱してできた「硫化鉄」のちがいを、磁石を近づけたときのようすにふれて説明しなさい。
答えの例
混合物は、鉄と硫黄がそれぞれの性質を保ったまま混ざっているだけなので、鉄の性質で磁石に引きつけられる。硫化鉄は、鉄と硫黄が結びついてできた別の物質(化合物)で、鉄の性質を失っているので磁石に引きつけられない。
採点のポイント:混合物は性質を保ったまま混ざっている(磁石につく)/硫化鉄は別の物質(化合物)になり、磁石につかない
よくあるまちがい:混合物と化合物の決定的なちがいは「別の物質になったかどうか」。