理科ラボ

実験道具 / 中学3年 生物

食物連鎖と生物の数のつり合い

草・ネズミ・イタチ・ワシ(海ではプランクトン・アジ・マグロ・サメ)の数の変化を見よう。ある生物の数を急に変えると、まわりの生物の数がどう変わり、もとにもどっていくかが見えてきます。

使い方

3ステップ
  1. 場所を選ぶ「陸」か「海」を選びます。シミュレーションは自動で進みます(一時停止もできます)。
  2. 数を変える左のピラミッドの「-5」「+5」などで、それぞれの生物の数を変えられます。
  3. グラフを見る下のグラフで、それぞれの生物の数の変わり方を見ます。速さのスライダーで時間を早く進められます。

全3ミッション。もちろん、自由に組み立ててもOK。

🌍 食物連鎖シミュレーター
数を増やしたり減らしたりして、生態系のバランスを観察しよう。捕食・繁殖・餓死は自動で進みます。
⏩ 再生速度×1
食物網
増殖スピード
🌿 雑草100%
🔵 プランクトン100%
個体数の調整
個体数の推移
陸上生態系:ライオン ← ハイエナ ← シカ ← 雑草

やってみよう

ミッションに挑戦

上から順に進めると、少しずつわかるようになっています。「このミッションを始める」を押すと、生物の数が始めの状態にもどります。

ミッション 1

数のつり合いを見る

何もしないで時間を進め、生物の数の変わり方を見る。

  1. そのまま待って、グラフを見よう(速さを上げてもよい)。
  2. いちばん数が多い生物と、いちばん少ない生物は?
  3. 数は増えたり減ったりし続ける?

見るところ生物ごとの数の多さと、増減のしかた。

やってみたら開こう:わかること

食べられる側の生物ほど数が多く、食べる側(上位)ほど数が少ない。数をピラミッドの形に表せる。生物の数は増えたり減ったりしながら、ほぼ一定の範囲につり合っている。

ミッション 2

イタチが急に減ったら?

イタチを大きく減らして、ほかの生物の数の変化を見る。

  1. イタチの「-5」を2回押そう。
  2. ネズミの数はどうなる?
  3. そのあと草とイタチの数はどうなる?

見るところ減らした生物の、食べられる側と食べる側の数の変化。

やってみたら開こう:わかること

イタチが減ると、食べられるネズミが増える。ネズミが増えると草が減り、えさの増えたイタチがふたたび増える。やがてネズミも減り、もとのつり合いにもどっていく。ただし、極端に減らしすぎると、もとにもどらないこともある。

ミッション 3

海の食物連鎖

海の生態系で、生物の数の変わり方を見る。

  1. そのまま待って、グラフを見よう。
  2. 海の生態系で、陸の草にあたる生物(生産者)は何?

見るところ海の食物連鎖のはじまりの生物と、数の多さ。

やってみたら開こう:わかること

海では、植物プランクトンが光合成をして有機物をつくる生産者で、食物連鎖のはじまりになる。陸と同じように、上位の生物ほど数が少ない。

この道具でわかること

わかること
食物連鎖生物どうしの「食べる・食べられる」のつながり
数の多さ生産者(植物)が最も多く、上位の消費者ほど少ない
つり合い増減をくり返しながら、ほぼ一定に保たれる
急に変わると一時的に変化するが、多くはもとのつり合いにもどる

実際には、1種類の生物がいろいろな生物を食べ、食べられているので、つながりは網の目のようになっています(食物網)。「食物網」のチェックを入れると、ワシやサメが下の生物も直接食べるようになります。

この実験道具は、現役の理科の先生が作ったシミュレーターを、作者の許可を得て理科ラボ向けに編集したものです。値や動きは学習用の模型で、実際の実験の結果と同じになるとは限りません。