理科ラボ

実験道具 / 中学1年 物理

光の反射と屈折

光を鏡や水・ガラスの境目に当てて、反射と屈折の決まりを確かめよう。入射角を変えると、屈折のしかたや全反射が起こる角度、虹ができるしくみまで見えてきます。

使い方

3ステップ
  1. モードを選ぶ「反射」「屈折」「虹」から選びます。光の種類(レーザー光・白色光)と、光の向きも選べます。
  2. 入射角を変える「入射角」のスライダーで、光が境目に当たる角度を変えます。屈折モードでは、上と下の物質も選べます。
  3. 角度を読む「計算結果」に、入射角・反射角・屈折角が表示されます。

全4ミッション。もちろん、自由に組み立ててもOK。

光の反射・屈折シミュレーター
モード
反射
屈折
虹
光の種類
レーザー光
白色光
波長590 nm
光の向き
上 → 下
下 → 上
物質の設定(屈折モードのみ)
上側の物質
下側の物質
入射角(ドラッグでも変更可)
θ140°
計算結果
入射角 θ1-
反射角 θ1'-
反射の法則: 入射角 = 反射角(常に成立)
入射角 = 反射角 / n1・sinθ1 = n2・sinθ2

やってみよう

ミッションに挑戦

上から順に進めると、少しずつわかるようになっています。「このミッションを始める」を押すと、始めの条件になります。

ミッション 1

反射の法則

鏡に当てる光の角度を変えて、入射角と反射角をくらべる。

  1. 「入射角」のスライダーを動かそう。
  2. 「計算結果」の入射角と反射角をくらべよう。
  3. どの角度でも同じ関係になっている?

見るところ入射角と反射角の関係。

やってみたら開こう:わかること

光が反射するとき、入射角と反射角はいつも等しい(反射の法則)。入射角・反射角は、境目に垂直な線(法線)からはかる。

ミッション 2

空気から水へ

空気から水に光を入れて、入射角と屈折角をくらべる。

  1. 入射角0°(垂直)のとき、光はどう進む?
  2. 入射角を少しずつ大きくしよう。
  3. 屈折角は、入射角より大きい?小さい?

見るところ入射角と屈折角の大小。

やってみたら開こう:わかること

光が空気から水やガラスに進むとき、屈折角は入射角より小さくなる(境目から法線に近づくように曲がる)。垂直に入るとき(入射角0°)は曲がらずにまっすぐ進む。

ミッション 3

水から空気へと全反射

水の中から空気へ光を出し、入射角を大きくしたときのようすを見る。

  1. 屈折角は、入射角より大きい?小さい?
  2. 入射角をだんだん大きくしよう。
  3. 空気中に出ていく光がなくなるのは、入射角が何度くらいのとき?

見るところ屈折角の大きさと、光が出ていかなくなる角度。

やってみたら開こう:わかること

光が水やガラスから空気に進むとき、屈折角は入射角より大きくなる。入射角がある角度(水では約49°)より大きくなると、光は空気中に出ずにすべて反射する(全反射)。光ファイバーなどに利用されている。

ミッション 4

(発展)虹ができるわけ

白色光を水滴に当てて、色が分かれるようすを見る。

  1. 「水滴への入射位置」のスライダーを動かそう。
  2. 「虹ができる角度にジャンプ」を押してもよい。
  3. 出てくる光は、何色に分かれている?

見るところ白色光が色ごとに分かれるようす。

やってみたら開こう:わかること

太陽などの白色光には、いろいろな色の光が混ざっている。色によって屈折する角度が少しずつちがうので、水滴の中で屈折・反射すると色が分かれ、虹が見える。

この道具でわかること

光の進み方わかること
反射入射角 = 反射角
空気 → 水・ガラス屈折角 < 入射角
水・ガラス → 空気屈折角 > 入射角。入射角が大きいと全反射
白色光色によって屈折のしかたがちがい、分かれる(虹)

図では、色の分かれ方を見やすくするために実際より大きくしてあります。

この実験道具は、現役の理科の先生が作ったシミュレーターを、作者の許可を得て理科ラボ向けに編集したものです。値や動きは学習用の模型で、実際の実験の結果と同じになるとは限りません。