理科ラボ

実験道具 / 中学3年 物理

発電のしくみ

火力・水力・原子力・地熱・太陽光の5つの発電方法を切りかえて、電気ができるまでの流れをくらべよう。タービンと発電機を使う発電と、使わない発電のちがいが見えてきます。

使い方

3ステップ
  1. 発電方法を選ぶ左の5つのボタンから発電方法を選びます。
  2. 強さを変える「強さ」のスライダーで、燃焼の強さや水の量などを変えます。強いほどタービンが速く回ります。
  3. 電流を見る「測定値」と「出力電流の波形」で、電流の大きさと向きの変わり方を見ます。

全3ミッション。もちろん、自由に組み立ててもOK。

⚡ 発電方法シミュレータ

発電方法を選んで、それぞれの仕組みの違いを見てみよう。

発電方法を選択

強さ

弱い強い

しくみの説明

測定値

出力電流の波形

🔥 火力発電

やってみよう

ミッションに挑戦

上から順に進めると、少しずつわかるようになっています。「このミッションを始める」を押すと、始めの状態になります。

ミッション 1

火力発電のしくみ

火力発電でエネルギーが移り変わる流れを追い、強さを変えたときの電流を見る。

  1. 燃料→ボイラー→蒸気→タービン→発電機→電球の順に、絵を追ってみよう。
  2. 燃焼の強さを90以上にしよう。
  3. タービンの回る速さと、電流の波形はどう変わった?

見るところエネルギーの流れと、強さを変えたときの波形。

やってみたら開こう:わかること

火力発電では、燃料の化学エネルギー→熱エネルギー→蒸気の運動エネルギー→タービンの回転→発電機(電磁誘導)→電気エネルギーと移り変わる。タービンが速く回るほど、電流は大きく、波の間隔は短くなる。

ミッション 2

ほかの発電方法とくらべる

水力・原子力・地熱発電を見て、火力発電と同じところ・ちがうところを探す。

  1. 「水力発電」を押して、何がタービンを回しているか見よう。
  2. 「原子力発電」「地熱発電」も見よう。
  3. 4つの発電方法に共通しているしくみは何?

見るところタービンを回しているものと、共通する部分。

やってみたら開こう:わかること

火力・水力・原子力・地熱発電は、どれもタービンを回して発電機で電気をつくる。ちがうのは、タービンを回すエネルギーのもと(燃料の化学エネルギー・水の位置エネルギー・核エネルギー・地熱)である。

ミッション 3

太陽光発電は?

太陽光発電を選び、電流の波形と向きをほかの発電方法とくらべる。

  1. 今の水力発電の波形と「電流の向き」をよく見ておこう。
  2. 「太陽光発電」を押そう。
  3. 波形と電流の向きはどうちがう?

見るところ波形の形と、電流の向き。

やってみたら開こう:わかること

太陽光発電は、タービンや発電機を使わず、光エネルギーを太陽電池で直接電気エネルギーに変える。流れる電流は向きが変わらない直流。タービンで発電機を回す発電では、向きが周期的に変わる交流ができる。

この道具でわかること

発電方法タービンを回すもと電流
火力燃料の化学エネルギー(燃やした熱で蒸気)交流
水力高い所の水の位置エネルギー交流
原子力核燃料の核エネルギー(核分裂の熱で蒸気)交流
地熱地下のマグマの熱(天然の蒸気)交流
太陽光タービンなし(光から直接)直流

この実験道具は、現役の理科の先生が作ったシミュレーターを、作者の許可を得て理科ラボ向けに編集したものです。値や動きは学習用の模型で、実際の実験の結果と同じになるとは限りません。