理科ラボ

実験道具 / 中学2年 生物

光合成でできるデンプン(ヨウ素反応)

ふ入りの葉の一部をアルミはくでおおって日光に当て、脱色してヨウ素溶液で調べよう。葉のどの部分でデンプンができたかから、光合成に必要な条件が見えてきます。

使い方

3ステップ
  1. 葉を準備するふ(緑色でない部分)のある葉の一部を、アルミはくでおおいます。ふやアルミはくの位置は変えられます。
  2. 日光に当てる「日光に当てる」を押すと、時間が進んで光合成が行われます。
  3. デンプンを調べる①熱湯→あたためたエタノールで脱色してから、②ヨウ素溶液をかけます。青紫色になった部分にデンプンがあります。

全3ミッション。もちろん、自由に組み立ててもOK。

やってみよう

ミッションに挑戦

上から順に進めると、少しずつわかるようになっています。「このミッションを始める」を押すと、新しい葉(デンプンのない葉)になります。

ミッション 1

光合成に必要な条件

ふ入りの葉の一部をアルミはくでおおって日光に当て、デンプンができた部分を調べる。

  1. 「日光に当てる」を押して、2時間以上たったら止めよう。
  2. 「①脱色」→「②ヨウ素溶液」の順に押そう。
  3. A〜Dのうち、青紫色になったのはどこ?

見るところ青紫色になった部分と、ならなかった部分。

やってみたら開こう:わかること

日光が当たった緑色の部分(A)だけが青紫色になり、デンプンができていた。AとB(アルミはくでおおった部分)をくらべると光が必要なこと、AとC(ふの部分)をくらべると葉緑体が必要なことがわかる。このように、1つの条件だけを変えてくらべる実験を対照実験という。

ミッション 2

脱色しないと?

脱色しないでヨウ素溶液をかけ、ミッション1とくらべる。

  1. 「日光に当てる」で1時間以上当てよう。
  2. 脱色しないで「②ヨウ素溶液」を押そう。
  3. 色の変化は見やすい?

見るところ脱色しないときの色の見え方。

やってみたら開こう:わかること

葉の緑色(葉緑体の色素)が残っていると、ヨウ素反応の青紫色が見えにくい。だから、あたためたエタノールで緑色をぬいて(脱色して)から調べる。エタノールは火がつきやすいので、湯せんであたためる。

ミッション 3

デンプンはどこにできる?

細胞モードで、デンプンができた場所を細胞の中まで拡大して見る。

  1. 日光に当てて、脱色→ヨウ素溶液で調べよう。
  2. 「細胞モード」を押して、白い円を青紫色の部分に動かそう。
  3. 細胞の中で青紫色になっているのはどこ?

見るところ細胞の中で青紫色になった部分。

やってみたら開こう:わかること

デンプンは、細胞の中の葉緑体でつくられる。葉緑体に光が当たると、二酸化炭素と水からデンプンなどの養分がつくられる(光合成)。

この道具でわかること

部分日光葉緑体ヨウ素反応
A 緑・日光が当たるありあり青紫色(デンプンあり)
B 緑・アルミはくなしあり変化なし
C ふ・日光が当たるありなし変化なし
D ふ・アルミはくなしなし変化なし

実験の前に葉を暗いところに一晩おくのは、葉にあったデンプンをなくしておくためです(はじめからあったデンプンと区別するため)。

この実験道具は、現役の理科の先生が作ったシミュレーターを、作者の許可を得て理科ラボ向けに編集したものです。値や動きは学習用の模型で、実際の実験の結果と同じになるとは限りません。