理科ラボ

実験道具 / 中学1年 地学

地層の柱状図をくらべよう

4つの地点の標高と地層の傾きを変えて、柱状図をならべよう。火山灰が固まった凝灰岩(ぎょうかいがん)を手がかりに、地層の広がりや傾きが読み取れます。

使い方

3ステップ
  1. 標高を変えるA(北)・B(東)・C(西)・D(南)の標高をつまみで変えます。O(中心)は10mです。下の図に等高線が出ます。
  2. 柱状図をくらべる5本の柱状図は、それぞれの地点の地表から下20mまでの地層です。凝灰岩(ピンク色)の深さに注目しよう。
  3. そろえる・傾ける「地層の高さをそろえる」で標高の高さに合わせて並べかえます。「傾きをつける」で地層を傾けられます。

全3ミッション。もちろん、自由に組み立ててもOK。

地層シミュレーター

10 m

10 m

10 m

10 m

O(中心)
A(北)
B(東)
C(西)
D(南)

やってみよう

ミッションに挑戦

上から順に進めると、少しずつわかるようになっています。「このミッションを始める」を押すと、ミッション用の地層が出ます(地層の重なりは毎回変わります)。

ミッション 1

標高がちがうと柱状図は?

1つの地点の標高だけを高くして、柱状図の変化を見る。

  1. どの地点も標高10mで、地層は水平です。5本の柱状図は同じに見えるはず。
  2. A(北)の標高を14m以上に上げよう。
  3. A の柱状図で、凝灰岩(ピンク色)は地表から何mの深さに出てくる? O とくらべよう。

見るところ標高を上げた地点の、凝灰岩の深さ。

やってみたら開こう:わかること

地層が水平なら、同じ層は同じ標高にある。標高の高い地点では、地表からその層までの深さが標高の差の分だけ深くなる。

ミッション 2

高さをそろえて地層をつなごう

標高のちがう地点の柱状図を、同じ高さ(標高)にそろえて並べる。

  1. 4つの地点の標高がばらばらです。柱状図の凝灰岩の深さもばらばら。
  2. 「地層の高さをそろえる」を押そう。
  3. 凝灰岩の層は、横一列にそろった?

見るところ標高をそろえたときの、凝灰岩の位置。

やってみたら開こう:わかること

柱状図を標高に合わせて並べると、水平な地層は同じ高さに並ぶ。凝灰岩(火山灰の層)のように広い範囲に同時にできた層は、離れた地点の地層をつなぐ手がかり(鍵層)になる。

ミッション 3

傾いた地層を読もう

地層に傾きをつけて、標高をそろえた柱状図をくらべる。

  1. 標高はどこも10m。高さはそろえてあります。
  2. 傾きの選択で「東に向かって低くなる」を選び、「傾きをつける」を押そう。
  3. B(東)と C(西)の凝灰岩の高さをくらべよう。ほかの方位でも試そう。

見るところ東西の地点で、凝灰岩の高さがどうずれるか。

やってみたら開こう:わかること

標高をそろえても同じ層の高さがずれているときは、地層が傾いている。同じ層が低い位置に出る方位に向かって、地層は低くなっている。

この道具でわかること

わかること
柱状図ある地点の地層の重なりを、柱のように表した図
標高と深さ水平な地層でも、標高が高い地点ほど同じ層は地表から深いところに出る
鍵層凝灰岩(火山灰)など広い範囲で同時にできた層は、離れた地層をつなぐ手がかりになる
地層の傾き標高をそろえて同じ層の高さをくらべると、傾いている向きがわかる

ふつう、地層は下にあるものほど古い(地層が逆転していない場合)。

この実験道具は、現役の理科の先生が作ったシミュレーターを、作者の許可を得て理科ラボ向けに編集したものです。値や動きは学習用の模型で、実際の実験の結果と同じになるとは限りません。