理科ラボ

実験道具 / 中学3年 生物

セキツイ動物の進化

魚の体のつくり(体表・呼吸・手足・心臓・うまれ方など)を1つずつ変えて、両生類・は虫類・鳥類・ほ乳類の体をつくってみよう。水中から陸上へ生活の場を広げるために、体のつくりがどう変わってきたかが見えてきます。

使い方

3ステップ
  1. 体のつくりを変える左のボタンで、体表・呼吸・手足・心臓・口・体温・子のうまれ方を1つずつ変えます。説明が下に出ます。
  2. 見え方を変える「すけすけ」「骨格モード」「サーモグラフィー」などで、体の中や体温を見られます。
  3. なかまを判定する今の体のつくりが、どのなかま(魚類・両生類など)に当てはまるかが表示されます。「お手本」で各なかまの体にもできます。

全4ミッション。もちろん、自由に組み立ててもOK。

心臓のつくり

いまの体はどのなかま?

気づきメモ

変化の記録

    やってみよう

    ミッションに挑戦

    上から順に進めると、少しずつわかるようになっています。「このミッションを始める」を押すと、始めの体になります。お手本ボタンを使わず、1つずつ変えてみよう。

    ミッション 1

    魚を両生類にする

    魚類の体のつくりを変えて、両生類の体にする。

    1. 陸上で空気を吸うには、呼吸をどう変える?
    2. 陸上を移動するには、ひれをどう変える?
    3. 体表・心臓も両生類のつくりにしよう。

    見るところ水中から陸上に上がるために変わったところ。

    やってみたら開こう:わかること

    両生類は、子はえらで呼吸して水中で生活し、親は肺と皮膚で呼吸して陸上でも生活できる。ひれがあしに変わり、陸上を移動できるようになった。卵には殻がないので、水中にうむ。

    ミッション 2

    両生類をは虫類にする

    両生類の体のつくりを変えて、は虫類の体にする。

    1. 乾燥に強い体表は?
    2. 陸上で卵をうむには、卵をどう変える?

    見るところ陸上の乾燥に強くなったところ。

    やってみたら開こう:わかること

    は虫類は、体表がかたいうろこでおおわれ、殻のある卵を陸上にうむ。そのため、水辺からはなれた乾燥した場所でも生活できるようになった。

    ミッション 3

    鳥類とほ乳類

    は虫類から、鳥類とほ乳類の体をそれぞれつくる。

    1. まず鳥類にしよう。体温と心臓はどうなる?
    2. 次に、ほ乳類にしよう。子のうまれ方は?
    3. サーモグラフィーで、変温動物と恒温動物をくらべよう。

    見るところ恒温動物になって変わったところ。

    やってみたら開こう:わかること

    鳥類とほ乳類は、体温がほぼ一定の恒温動物で、心臓は2心房2心室。鳥類は羽毛をもち、殻のある卵をうむ。ほ乳類は毛をもち、子を胎生でうむ。鳥類は、は虫類(恐竜)のなかまから進化したと考えられている。

    ミッション 4

    つばさの骨を見る

    骨格モードで、鳥のつばさの骨と、ほかの動物の前あしの骨をくらべる。

    1. 骨格モードで、鳥のつばさの骨のならび方を見よう。
    2. 「お手本」でほ乳類にして、前あしの骨とくらべよう。

    見るところつばさと前あしの骨のならび方。

    やってみたら開こう:わかること

    鳥のつばさ、ほ乳類の前あし、クジラのひれなどは、形やはたらきはちがっても、骨の基本的なつくりが同じ。もとは同じ器官だったと考えられるものを相同器官といい、生物が進化してきた証拠の1つ。

    この道具でわかること

    なかま呼吸体表心臓体温うまれ方
    魚類えらうろこ1心房1心室変温卵(殻なし・水中)
    両生類子:えら/親:肺と皮膚湿った皮膚2心房1心室変温卵(殻なし・水中)
    は虫類肺うろこ2心房1心室(不完全なかべ)変温卵(殻あり・陸上)
    鳥類肺羽毛2心房2心室恒温卵(殻あり・陸上)
    ほ乳類肺毛2心房2心室恒温胎生

    この実験道具は、現役の理科の先生が作ったシミュレーターを、作者の許可を得て理科ラボ向けに編集したものです。値や動きは学習用の模型で、実際の実験の結果と同じになるとは限りません。