理科ラボ

中学2年 理科|蒸散

蒸散の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。画面の「類題」は毎回ちがう数字になります。

問1選んで答える10点

植物の体から、水が水蒸気となって出ていくことを何というか。

  1. ア 光合成
  2. イ 蒸散
  3. ウ 呼吸
答えと解説

答え:イ(蒸散)

蒸散です。主に葉の気孔から水蒸気が出ていきます。

よくあるまちがい:蒸散は、根から水を吸い上げるはたらきにも役立っている。

問2選んで答える12点

気孔を囲んでいる、三日月形の2つの細胞を何というか。

  1. ア 表皮細胞
  2. イ 師管
  3. ウ 孔辺細胞
答えと解説

答え:ウ(孔辺細胞)

孔辺細胞です。孔辺細胞が形を変えることで、気孔が開いたり閉じたりします。

よくあるまちがい:孔辺細胞には葉緑体がある(ふつうの表皮細胞にはない)。

問3図を見て選ぶ12点

蒸散の実験で、試験管の水面に油をうかせるのはなぜか。

  1. ア 水面から水が蒸発するのを防ぐため
  2. イ 植物に養分をあたえるため
  3. ウ 水をあたためるため
答えと解説

答え:ア(水面から水が蒸発するのを防ぐため)

水面から直接蒸発する水を防ぎ、植物の蒸散による水の減少だけを調べるためです。

よくあるまちがい:調べたいもの(蒸散)以外による水の減少を防ぐ。

問4計算12点

同じような枝を3本用意し、Aは何もぬらず、Bは葉の表に、Cは葉の裏にワセリンをぬった。一定時間後、水の減少量はA4mL、B3.2mL、C1mLだった。葉の裏からの蒸散量は何mLか。

答えと解説

答え:3mL

  1. A=表+裏+茎、C=表+茎
  2. 葉の裏:4−1=3mL

よくあるまちがい:Bの値がそのまま「裏」ではない。Bには茎からの蒸散もふくまれる。

問5選んで答える12点

多くの植物で、気孔が多いのは葉の表と裏のどちらか。

  1. ア 葉の表
  2. イ 葉の裏
  3. ウ 表と裏で同じ
答えと解説

答え:イ(葉の裏)

気孔は葉の裏側に多くあります。そのため、裏をふさぐと蒸散量が大きく減ります。

よくあるまちがい:蒸散量は、気孔の多い裏からの方が多い。

問6選んで答える14点

蒸散がさかんになると、根からの水の吸い上げはどうなるか。

  1. ア さかんになる
  2. イ おさえられる
  3. ウ 関係がない
答えと解説

答え:ア(さかんになる)

葉から水が出ていくと、道管の水が引き上げられるので、根からの水の吸い上げがさかんになります。

よくあるまちがい:蒸散は、水を吸い上げる原動力の1つ。

問7選んで答える10点

蒸散が最もさかんになるのは、どのような条件のときか。

  1. ア 夜で、しめっているとき
  2. イ 昼で、晴れて乾燥しているとき
  3. ウ 雨がふっているとき
答えと解説

答え:イ(昼で、晴れて乾燥しているとき)

気孔は日中に開きやすく、空気が乾燥していると水が蒸発しやすいので、蒸散がさかんになります。

よくあるまちがい:光が当たる・乾燥している・気温が高い→蒸散がさかん。

問8記述18点

ワセリンを使った蒸散の実験で、公平にくらべるためにそろえる条件を2つ挙げ、そろえる理由も書きなさい。

答えと解説

答えの例

葉の数や大きさ(面積)、置いておく時間や場所(光・温度・風)などをそろえる。ワセリンをぬった場所以外の条件がちがうと、水の減少量のちがいがどの原因によるものか分からなくなるから。

採点のポイント:そろえる条件を2つ挙げている(葉の数・面積・時間・光・温度など)/調べたい条件(ワセリンの位置)以外をそろえる理由を書いている

よくあるまちがい:対照実験では、調べたい条件だけを変える。