理科ラボ

中学2年 理科|肺と呼吸

肺と呼吸の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。答えると、正解とわけが出ます。記述や作図は、ノートや印刷した用紙に書いてから答えの例と見くらべましょう。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。

問1選んで答える10点

息を吸うとき、横隔膜とろっ骨はどうなるか。

  1. ア 横隔膜が上がり、ろっ骨が下がる
  2. イ 横隔膜が下がり、ろっ骨が上がる
  3. ウ どちらも動かない
答えと解説

答え:イ(横隔膜が下がり、ろっ骨が上がる)

息を吸うときは、横隔膜が下がり、ろっ骨が引き上げられて、胸の中の空間が広がります。

よくあるまちがい:肺は自分では動けない。横隔膜とろっ骨の動きで空気が出入りする。

問2図を見て選ぶ12点

図の模型で、ゴム膜(横隔膜のかわり)を下に引くと、中の風船(肺のかわり)はどうなるか。

  1. ア しぼむ
  2. イ ふくらむ
  3. ウ 変わらない
答えと解説

答え:イ(ふくらむ)

ゴム膜を引くとボトルの中の空間が広がり、気圧が下がるので、外の空気が風船に入ってふくらみます。

よくあるまちがい:模型の何が体のどこにあたるかを対応させて考える。

問3選んで答える12点

肺の中で、気管支の先にある小さなふくろを何というか。

  1. ア 肺胞
  2. イ 柔毛
  3. ウ 気孔
答えと解説

答え:ア(肺胞)

肺胞です。肺胞のまわりを毛細血管がとり囲み、酸素と二酸化炭素の交換が行われます。

よくあるまちがい:肺胞(肺)と柔毛(小腸)は、どちらも表面積を大きくするつくり。

問4選んで答える12点

肺胞がたくさんあることの利点として正しいものはどれか。

  1. ア 空気がたくさんたくわえられる
  2. イ 肺がかたくなる
  3. ウ 空気にふれる表面積が大きくなり、気体の交換が効率よくできる
答えと解説

答え:ウ(空気にふれる表面積が大きくなり、気体の交換が効率よくできる)

小さな肺胞がたくさんあることで、表面積がとても大きくなり、酸素と二酸化炭素の交換を効率よく行えます。

よくあるまちがい:「たくさん・小さい」=表面積が大きい、と結びつける。

問5選んで答える12点

吸う息とはく息をくらべたとき、はく息に多くふくまれる気体はどれか。

  1. ア 酸素
  2. イ 二酸化炭素
  3. ウ 窒素
答えと解説

答え:イ(二酸化炭素)

はく息には、体の細胞の呼吸でできた二酸化炭素が多くふくまれます(水蒸気も多い)。

よくあるまちがい:はく息にも酸素は残っている(ゼロではない)。

問6順に並べる14点

鼻から吸った空気が肺胞に届くまでの通り道を、順に並べなさい。

(気管支・肺胞・鼻(口)・気管)

答えと解説

答え:鼻(口) → 気管 → 気管支 → 肺胞

鼻(口)→ 気管 → 気管支 → 肺胞 の順です。気管支は枝分かれして、その先に肺胞があります。

よくあるまちがい:気管は1本、それが枝分かれしたものが気管支。

問7選んで答える10点

細胞による呼吸(細胞の呼吸)では、何を使ってエネルギーをとり出しているか。

  1. ア 酸素と養分
  2. イ 二酸化炭素と水
  3. ウ 光と水
答えと解説

答え:ア(酸素と養分)

細胞は、酸素を使って養分を分解し、生きるためのエネルギーをとり出します。このとき二酸化炭素と水ができます。

よくあるまちがい:肺で行う呼吸と、細胞で行う呼吸を結びつけて考える。

問8記述18点

ペットボトルの肺の模型で、ボトルの側面に穴をあけてからゴム膜を引くと、風船はふくらまない。その理由を説明しなさい。

答えと解説

答えの例

穴から外の空気が入るので、ゴム膜を引いてもボトルの中の気圧が下がらない。風船の内側と外側に気圧の差ができないので、風船に空気が入らず、ふくらまない。

採点のポイント:穴から空気が入り、ボトルの中の気圧が下がらないこと/気圧の差ができないので、風船に空気が入らないこと

よくあるまちがい:肺に空気が入るのは「気圧の差」による。