中学3年 理科|仕事
力を加えていても、仕事が0になる?
どの力が、どの向きに物体を動かしたかに注目しよう。
仕事の観察
予想中赤:荷物を支える上向きの力 / 青い点線:荷物の移動
操作前に予想
荷物を持って止まっているとき、支える力は仕事をしている?
観察してわかったこと
支える上向きの力がする仕事だけを比較します。始動・停止を除き一定の速さ。人の疲れや消費エネルギーを表しているわけではありません。
確かめよう
荷物を持って止まっているとき、支える力は仕事をしている?
仕事は、加えた力の大きさと、その力の向きに動かした距離の積です。
動かなければ仕事は0。支える力と移動方向が直角の場合も、その支える力の仕事は0です。
重要語句
この単元で覚えたいこと
観察のあとに読む
理科の仕事は日常語と違う
何を比べる?
理科では、力を加えて物体をその力の向きに動かしたとき、その力が仕事をしたと考えます。同じ向きの場合、仕事は力の大きさと動いた距離を掛けて求めます。
結果をどう考える?
荷物を持ったまま静止していると、腕は疲れても、荷物の移動がないため、その力が荷物にした仕事は0です。水平に運ぶ場合も、鉛直上向きに支える力と移動の向きは垂直になります。
間違えやすい点・モデルの条件
どの力が、どの物体にした仕事かを先に決めましょう。人の疲れや消費エネルギーが0という意味ではありません。向きが異なる場面に、力と距離の単純な掛け算をそのまま使わないことが大切です。
制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月8日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ