BTB溶液を入れた塩酸10mLに、同じ濃さの水酸化ナトリウム水溶液を4mL加えた。液は何性か。
- ア 酸性
- イ 中性
- ウ アルカリ性
答えと解説
答え:ア(酸性)
同じ濃さなので、10mL加えたときにちょうど中和します。4mLではまだ水素イオンが残っていて、酸性(黄色)です。
よくあるまちがい:ちょうど中和する量より少ない→酸性が残る。
中学3年 理科|中和とイオン
この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。
定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。
BTB溶液を入れた塩酸10mLに、同じ濃さの水酸化ナトリウム水溶液を4mL加えた。液は何性か。
答え:ア(酸性)
同じ濃さなので、10mL加えたときにちょうど中和します。4mLではまだ水素イオンが残っていて、酸性(黄色)です。
よくあるまちがい:ちょうど中和する量より少ない→酸性が残る。
中和とはどのような反応か。
答え:ア(酸とアルカリが反応して、たがいの性質を打ち消し合う反応)
中和では、水素イオンと水酸化物イオンが結びついて水ができ(H⁺+OH⁻→H₂O)、酸とアルカリの性質を打ち消し合います。
よくあるまちがい:中和の中心は H⁺+OH⁻→H₂O。
10mL加えて中性になった。液の中にイオンは残っているか。
答え:イ(Na⁺とCl⁻が残っている)
H⁺とOH⁻は水になりましたが、ナトリウムイオン(Na⁺)と塩化物イオン(Cl⁻)は残っています。水を蒸発させると、塩化ナトリウム(塩)が出てきます。
よくあるまちがい:中性でも、塩のイオンは残っている。
酸の陰イオンとアルカリの陽イオンが結びついてできる物質を何というか。
答え:ウ(塩(えん))
中和では水と塩ができます。塩酸と水酸化ナトリウムの中和でできる塩は塩化ナトリウムです。
よくあるまちがい:中和でできるのは「水」と「塩」。
うすい硫酸にうすい水酸化バリウム水溶液を加えると、白い沈殿ができた。この沈殿は何か。
答え:ア(硫酸バリウム(塩))
硫酸イオンとバリウムイオンが結びついて、水にとけにくい塩の硫酸バリウムができ、白い沈殿になります。
よくあるまちがい:塩には、水にとけにくいものもある(硫酸バリウム)。
ある塩酸10mLをちょうど中和するのに、水酸化ナトリウム水溶液が10mL必要だった。同じ塩酸を20mLにすると、中和に必要な水酸化ナトリウム水溶液は何mLか。
答え:20mL
よくあるまちがい:中和に必要な量は比例する。
中性をこえて、水酸化ナトリウム水溶液を14mLまで加えた。中和でできた水の量は、中性のとき(10mL)とくらべてどうか。
答え:イ(ふえない(同じ))
10mLで水素イオンはすべて水になりました。それ以上加えても、中和する水素イオンがないので、新しく水はできません。液はアルカリ性になります。
よくあるまちがい:中和は、どちらかのイオンがなくなると止まる。
BTB溶液を加えた塩酸に、水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加えると、液の色は黄色→緑色→青色と変わる。その理由をイオンを使って説明しなさい。
答えの例
はじめは水素イオンがあって酸性(黄色)。加えた水酸化物イオンが水素イオンと結びついて水になり、水素イオンが減って、ちょうどなくなると中性(緑色)。さらに加えると水酸化物イオンが残るのでアルカリ性(青色)になる。
採点のポイント:H⁺とOH⁻が結びついて水になり、H⁺が減っていく/H⁺がなくなると中性、OH⁻が残るとアルカリ性
よくあるまちがい:色の変化を、イオンの増減と結びつけて書く。