理科ラボ

中学2年 理科|植物の水と養分の通り道

植物の水と養分の通り道の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。答えると、正解とわけが出ます。記述や作図は、ノートや印刷した用紙に書いてから答えの例と見くらべましょう。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。

問1選んで答える10点

根から吸収した水や肥料分(無機養分)が通る管を何というか。

  1. ア 師管
  2. イ 道管
  3. ウ 気孔
答えと解説

答え:イ(道管)

道管です。根から茎・葉へ、水や水にとけた肥料分を運びます。

よくあるまちがい:道管=水の「道」、師管=養分。

問2図を見て選ぶ12点

ホウセンカの茎を赤い色水につけておくと、茎の横断面で赤く染まるのはどこか。

  1. ア 維管束の外側(師管)
  2. イ 茎の表皮
  3. ウ 維管束の内側(道管)
答えと解説

答え:ウ(維管束の内側(道管))

色水は道管を通るので、維管束の内側にある道管が赤く染まります。

よくあるまちがい:茎の維管束:内側に道管、外側に師管。

問3選んで答える12点

道管と師管が集まって束になった部分を何というか。

  1. ア 維管束
  2. イ 葉脈
  3. ウ 根毛
答えと解説

答え:ア(維管束)

維管束です。葉では、維管束が葉脈として見えます。

よくあるまちがい:葉脈=葉の維管束。

問4図を見て選ぶ12点

トウモロコシ(単子葉類)の茎の横断面で、維管束はどのようにならんでいるか。

  1. ア 輪のようにならぶ
  2. イ 全体に散らばっている
  3. ウ 中心に1つだけある
答えと解説

答え:イ(全体に散らばっている)

単子葉類の茎では維管束が全体に散らばり、双子葉類では輪のようにならんでいます。

よくあるまちがい:単子葉類:散らばる、双子葉類:輪。

問5選んで答える12点

葉の維管束で、道管は葉の表側と裏側のどちらにあるか。

  1. ア 表側
  2. イ 裏側
  3. ウ どちらにもない
答えと解説

答え:ア(表側)

葉の維管束では、道管が表側、師管が裏側にあります(茎の内側・外側とつながっている)。

よくあるまちがい:茎の「内側」→葉の「表側」、茎の「外側」→葉の「裏側」。

問6選んで答える14点

根の先の近くにある根毛のはたらきとして正しいものはどれか。

  1. ア 光合成をする
  2. イ 養分をたくわえる
  3. ウ 土にふれる表面積を大きくし、水や肥料分を吸収しやすくする
答えと解説

答え:ウ(土にふれる表面積を大きくし、水や肥料分を吸収しやすくする)

根毛は細く小さいので、土の粒の間に入りこみ、土にふれる面積を大きくして、水や肥料分を効率よく吸収します。

よくあるまちがい:根毛・肺胞・柔毛は、どれも「表面積を大きくする」つくり。

問7選んで答える10点

葉でつくられた養分が運ばれる向きとして正しいものはどれか。

  1. ア 必ず下向き(根の方)だけ
  2. イ 根・茎の先・果実など、養分が必要な所へ
  3. ウ 葉の中にとどまる
答えと解説

答え:イ(根・茎の先・果実など、養分が必要な所へ)

養分は師管を通って、成長している部分や果実・根など、養分を必要とする所やたくわえる所へ運ばれます。

よくあるまちがい:道管=下から上、師管=必要な所へ(上にも下にも)。

問8記述18点

切り花を水にさすとき、水の中で茎を切るとしおれにくい。なぜか、水の通り道にふれて説明しなさい。

答えと解説

答えの例

空気中で切ると、切り口から道管に空気が入り、水の通り道がふさがれて水が上がりにくくなる。水の中で切ると空気が入らないので、道管で水が葉まで運ばれ続け、しおれにくくなる。

採点のポイント:空気中で切ると、道管に空気が入って水の通り道がふさがれること/水の中で切ると、道管で水が運ばれ続けること

よくあるまちがい:水を運ぶのは道管。空気が入ると水が上がりにくくなる。