中学3年 理科|仕事の原理
滑車で楽になる分、何が変わる?
同じ荷物を同じ高さに上げるときの、力と引く距離を比べよう。
仕事の原理の観察
予想中赤:手が引く力 / 青:荷物の上がる向き
操作前に予想
動滑車で必要な力が小さくなると、引く距離はどうなる?
観察してわかったこと
糸と滑車の重さ・摩擦を無視し、ゆっくり一定の速さで持ち上げます。図の移動は模式的ですが、引く距離の比は実際の関係に合わせています。
確かめよう
動滑車で必要な力が小さくなると、引く距離はどうなる?
定滑車は力を加える向きを変えます。理想条件では、必要な力と引く距離は直接持ち上げる場合と同じです。
動滑車では必要な力は半分になりますが、引く距離は2倍になります。仕事は変わりません。
重要語句
この単元で覚えたいこと
観察のあとに読む
小さい力で引くための交換条件
何を比べる?
同じ荷物を同じ高さに上げる条件で、直接持ち上げる場合と滑車を使う場合を比べます。引く力だけでなく、ひもを引く距離も同時に観察しましょう。
結果をどう考える?
理想的な動滑車では、小さい力で持ち上げられる代わりに、ひもを長く引く必要があります。力と距離の積である仕事は変わりません。定滑車は主に力を加える向きを変えるためのものです。
間違えやすい点・モデルの条件
この比較は滑車やひもの重さ、摩擦を省略しています。実物ではそれらの影響で余分な仕事が必要です。「道具を使えば仕事まで必ず減る」とは考えないようにしましょう。
制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月8日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ