理科ラボ

中学3年 理科|仕事の原理

仕事の原理の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。画面の「類題」は毎回ちがう数字になります。

問1図を見て選ぶ10点

20Nの荷物を、天井につけた定滑車を使って引き上げる。ひもを引く力はどれか。(滑車とひもの重さ・まさつは考えない)

  1. ア 10N
  2. イ 20N(直接と同じ)
  3. ウ 40N
答えと解説

答え:イ(20N(直接と同じ))

定滑車は力の向きを変えるだけで、引く力の大きさは直接持ち上げるときと同じです。

よくあるまちがい:定滑車=向きを変える、動滑車=力が半分。

問2図を見て選ぶ12点

20Nの荷物を動滑車につるして引き上げる。ひもを引く力はどれか。

  1. ア 20N
  2. イ 40N
  3. ウ 10N(半分)
答えと解説

答え:ウ(10N(半分))

動滑車では荷物を2本のひもで支えるので、引く力は半分の10Nになります。

よくあるまちがい:動滑車1つで力は半分。

問3図を見て選ぶ12点

動滑車で、20Nの荷物を1m上げた。ひもを引く長さはどれか。

  1. ア 2m(2倍)
  2. イ 1m
  3. ウ 0.5m
答えと解説

答え:ア(2m(2倍))

動滑車では力が半分になる代わりに、ひもを引く長さは2倍になります。

よくあるまちがい:力が半分→距離は2倍。

問4計算12点

30Nの荷物を、動滑車を使って1.5mの高さまで引き上げた。ひもを引く力がした仕事は何Jか。

答えと解説

答え:45J

  1. 引く力:30÷2=15N、引く長さ:1.5×2=3m
  2. 仕事:15×3=45J(直接上げる30×1.5と同じ)

よくあるまちがい:力は半分、距離は2倍。仕事は変わらない。

問5計算12点

20Nの荷物を、長さ8mの斜面にそって、高さ4mまで引き上げた。(まさつは考えない)斜面にそって引く力は何Nか。

答えと解説

答え:10N

  1. 直接の仕事:20×4=80J
  2. 引く力:80÷8=10N

よくあるまちがい:仕事の原理を使って、仕事÷距離で力を出す。

問6選んで答える12点

「仕事の原理」とは何か。

  1. ア 道具を使うと、仕事の大きさを小さくできる
  2. イ 道具を使っても使わなくても、仕事の大きさは変わらない
  3. ウ 道具を使うと、必ず仕事が大きくなる
答えと解説

答え:イ(道具を使っても使わなくても、仕事の大きさは変わらない)

てこ・滑車・斜面などの道具を使うと、力は小さくできますが、その分動かす距離が長くなり、仕事の大きさは変わりません。

よくあるまちがい:力を得すると、距離で損をする。

問7計算12点

動滑車を2つ組み合わせて、荷物を4本のひもで支える装置がある。80Nの荷物を1m上げるには、ひもを何m引けばよいか。

答えと解説

答え:4m

  1. 引く力:80÷4=20N
  2. 引く長さ:1×4=4m

よくあるまちがい:支えるひもの本数で、力と距離の倍率が決まる。

問8記述18点

動滑車を使うと、引く力は半分になるのに、仕事の大きさが変わらないのはなぜか、説明しなさい。

答えと解説

答えの例

動滑車では荷物を2本のひもで支えるので引く力は半分になるが、荷物を同じ高さまで上げるには、ひもを2倍の長さ引く必要がある。仕事=力×距離なので、半分×2倍で仕事の大きさは変わらない。

採点のポイント:引く力は半分になる/ひもを引く距離が2倍になり、仕事(力×距離)は同じ

よくあるまちがい:力と距離の両方の変化を書く。