理科ラボ

中学2年 理科|発熱反応と吸熱反応

発熱反応と吸熱反応の標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。答えると、正解とわけが出ます。記述や作図は、ノートや印刷した用紙に書いてから答えの例と見くらべましょう。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。

問1選んで答える10点

化学変化のとき、熱を出してまわりの温度が上がる反応を何というか。

  1. ア 吸熱反応
  2. イ 発熱反応
  3. ウ 中和
答えと解説

答え:イ(発熱反応)

発熱反応です。鉄の酸化(化学かいろ)や、物が燃える反応などがあります。

よくあるまちがい:発熱=温度が上がる、吸熱=温度が下がる。

問2図を見て選ぶ12点

鉄粉と活性炭を混ぜ、食塩水を少し加えてかき混ぜた。温度はどうなるか。

  1. ア 上がる
  2. イ 下がる
  3. ウ 変わらない
答えと解説

答え:ア(上がる)

鉄が空気中の酸素と結びついて熱を出すので、温度が上がります。化学かいろのしくみです。

よくあるまちがい:化学かいろ=鉄の酸化による発熱。

問3図を見て選ぶ12点

炭酸水素ナトリウムとクエン酸を混ぜて水を加えた。温度はどうなるか。

  1. ア 上がる
  2. イ 変わらない
  3. ウ 下がる
答えと解説

答え:ウ(下がる)

まわりから熱をうばう吸熱反応なので、温度が下がります。

よくあるまちがい:吸熱反応の例:炭酸水素ナトリウム+クエン酸、塩化アンモニウム+水酸化バリウム。

問4選んで答える12点

発熱反応を利用しているものはどれか。

  1. ア 化学かいろ
  2. イ 冷却パック(たたくと冷える)
  3. ウ 冷蔵庫
答えと解説

答え:ア(化学かいろ)

化学かいろは、鉄の酸化で出る熱を利用しています。

よくあるまちがい:利用されている例と、発熱・吸熱をセットで覚える。

問5選んで答える12点

発熱反応では、熱はどちらからどちらへ移るか。

  1. ア まわりから反応する物質へ
  2. イ 反応する物質からまわりへ
  3. ウ 熱は移らない
答えと解説

答え:イ(反応する物質からまわりへ)

発熱反応では、反応する物質からまわりへ熱が出ていくので、まわりの温度が上がります。

よくあるまちがい:熱の移る向きで、発熱・吸熱を区別する。

問6選んで答える14点

温度の変化を正しく比べるために用意する「対照」として、最も適切なものはどれか。

  1. ア 同じ量の水だけを入れた容器(反応させないもの)
  2. イ 別の物質を反応させた容器
  3. ウ 何も入れない空の容器
答えと解説

答え:ア(同じ量の水だけを入れた容器(反応させないもの))

反応させないもの(同じ量の水など)を同じ条件で置き、温度をくらべることで、温度変化が反応によるものだと確かめられます。

よくあるまちがい:対照は「反応だけをちがえた」もの。

問7図を見て選ぶ10点

吸熱反応で冷えた容器を、20℃の部屋にそのまま置いておいた。容器の温度はどうなるか。

  1. ア さらに下がり続ける
  2. イ まわりから熱が入り、室温(20℃)に近づく
  3. ウ 冷えたまま変わらない
答えと解説

答え:イ(まわりから熱が入り、室温(20℃)に近づく)

熱は温度の高いまわりの空気から、温度の低い容器へ移るので、容器の温度は室温に近づきます。

よくあるまちがい:熱は、温度の高い方から低い方へ移る。

問8記述18点

同じ発熱反応でも、実験するたびに上がる温度がちがうことがある。考えられる原因を2つ挙げなさい。

答えと解説

答えの例

使った物質の量のちがい。容器の材質や大きさのちがい(容器を温めるのに使われる熱がちがう)。まわりへにげる熱の量のちがい。かき混ぜ方や、はじめの温度のちがい。

採点のポイント:物質の量や、かき混ぜ方などの条件のちがい/容器やまわりへにげる熱のちがい

よくあるまちがい:比べるときは、量・容器・はじめの温度などをそろえる。