理科ラボ

中学2年 理科|だ液のはたらき

だ液のはたらきの標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。答えると、正解とわけが出ます。記述や作図は、ノートや印刷した用紙に書いてから答えの例と見くらべましょう。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。

問1選んで答える10点

だ液にふくまれ、デンプンを分解する消化酵素は何か。

  1. ア ペプシン
  2. イ アミラーゼ
  3. ウ リパーゼ
答えと解説

答え:イ(アミラーゼ)

アミラーゼです。デンプンを麦芽糖などに分解します。

よくあるまちがい:だ液=アミラーゼ、胃液=ペプシン、すい液=アミラーゼ・トリプシン・リパーゼ。

問2図を見て選ぶ12点

Aはデンプン溶液+だ液、Bはデンプン溶液+水。40℃で10分間あたためたあとヨウ素液を加えると、青紫色になるのはどれか。

  1. ア Aだけ
  2. イ 両方
  3. ウ Bだけ
答えと解説

答え:ウ(Bだけ)

Bにはデンプンが残っているので青紫色になります。Aはだ液によってデンプンが分解されたので、色は変わりません。

よくあるまちがい:ヨウ素液はデンプンを調べる。

問3図を見て選ぶ12点

同じAとBにベネジクト液を加えて加熱した。赤褐色の沈殿ができるのはどれか。

  1. ア Aだけ
  2. イ Bだけ
  3. ウ 両方
答えと解説

答え:ア(Aだけ)

Aではデンプンが分解されて麦芽糖などの糖ができたので、赤褐色の沈殿ができます。

よくあるまちがい:ベネジクト液は糖を調べる(加熱が必要)。

問4選んで答える12点

だ液のはたらきを調べるとき、試験管を約40℃の湯であたためるのはなぜか。

  1. ア ヒトの体温に近い温度で、だ液がよくはたらくから
  2. イ デンプンをとかすため
  3. ウ ヨウ素液の色を変えるため
答えと解説

答え:ア(ヒトの体温に近い温度で、だ液がよくはたらくから)

消化酵素は体温に近い温度でよくはたらきます。

よくあるまちがい:温度を変えると、消化酵素のはたらき方も変わる。

問5選んで答える12点

タンパク質が最終的に分解されてできる物質はどれか。

  1. ア ブドウ糖
  2. イ アミノ酸
  3. ウ 脂肪酸とモノグリセリド
答えと解説

答え:イ(アミノ酸)

タンパク質は、胃液・すい液・小腸のかべの消化酵素によって、アミノ酸に分解されます。

よくあるまちがい:デンプン→ブドウ糖、タンパク質→アミノ酸、脂肪→脂肪酸とモノグリセリド。

問6順に並べる14点

口から入った食物が通る消化管を、順に並べなさい。

(小腸・口・大腸・食道・胃)

答えと解説

答え:口 → 食道 → 胃 → 小腸 → 大腸

口 → 食道 → 胃 → 小腸 → 大腸 → こう門 の順です。肝臓やすい臓は、食物が直接通らない消化器官です。

よくあるまちがい:肝臓・すい臓は食物の通り道ではない。

問7選んで答える10点

脂肪の消化を助ける胆汁をつくる器官はどれか。

  1. ア すい臓
  2. イ 胃
  3. ウ 肝臓
答えと解説

答え:ウ(肝臓)

胆汁は肝臓でつくられ、胆のうにたくわえられます。胆汁は消化酵素をふくみませんが、脂肪の消化を助けます。

よくあるまちがい:胆汁は消化酵素をふくまない。

問8記述18点

だ液を入れないB(デンプン溶液+水)を、Aと同じ条件で用意するのはなぜか説明しなさい。

答えと解説

答えの例

デンプンの変化が、だ液のはたらきによるものだと確かめるため。だ液以外の条件(温度・時間・液の量)をそろえたBとくらべることで、結果のちがいの原因をだ液だけにしぼることができる。

採点のポイント:だ液のはたらきによる変化だと確かめるため/だ液以外の条件をそろえてくらべる(対照実験)こと

よくあるまちがい:Bは「失敗例」ではなく、くらべるための対照。