まさつのない斜面の上で、台車を静止から放した。下っていく台車の速さはどうなるか。
- ア だんだん速くなる
- イ 同じ速さのまま
- ウ だんだん遅くなる
答えと解説
答え:ア(だんだん速くなる)
重力の斜面に平行な分力が、進む向きにはたらき続けるので、速さはだんだん速くなります。
よくあるまちがい:進む向きに力がはたらき続ける=速くなり続ける。
中学3年 理科|斜面上の運動
この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。
定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。
まさつのない斜面の上で、台車を静止から放した。下っていく台車の速さはどうなるか。
答え:ア(だんだん速くなる)
重力の斜面に平行な分力が、進む向きにはたらき続けるので、速さはだんだん速くなります。
よくあるまちがい:進む向きに力がはたらき続ける=速くなり続ける。
斜面の角度を大きくすると、同じ時間での速さの増え方はどうなるか。
答え:イ(大きくなる)
角度が大きいほど斜面に平行な分力が大きくなり、速さの増え方も大きくなります。
よくあるまちがい:急な斜面ほど、速くなり方が大きい。
斜面を下りきった台車が、まさつのない水平面に出た。速さはどうなるか。
答え:ウ(同じ速さで進み続ける)
水平面では進む向きの力がはたらかないので、慣性によって等速直線運動をします。
よくあるまちがい:水平でまさつなし=等速直線運動。
斜面を下る台車の、時間と速さの関係を表すグラフはどれか。
答え:ア(原点を通る右上がりの直線)
斜面を下る台車の速さは、時間に比例してふえるので、原点を通る右上がりの直線になります。
よくあるまちがい:速さが時間に比例してふえる=原点を通る直線。
斜面を下る台車の速さが、1秒ごとに30cm/sずつふえていく。静止から放して3秒後の速さは何cm/sか。
答え:90cm/s
よくあるまちがい:速さの増え方が一定=時間に比例。
0.1秒ごとに切った記録テープの長さが、順に3cm、4cm、7cmだった。2本目と3本目をあわせた0.2秒間の平均の速さは何cm/sか。
答え:55cm/s
よくあるまちがい:0.2秒でわる=5倍する。
斜面を下っている台車にはたらく、斜面にそった向きの力の大きさは、下るにつれてどうなるか。(まさつは考えない)
答え:イ(変わらない)
同じ斜面では、重力の斜面に平行な分力の大きさは一定です。一定の力がはたらき続けるので、速さが一定の割合でふえます。
よくあるまちがい:速さがふえる=力がふえる、ではない。
同じ台車を、角度の小さい斜面と大きい斜面で、同じ高さから静止させて放した。斜面を下るのにかかる時間はどちらが短いか、理由もあわせて説明しなさい。
答えの例
角度の大きい斜面の方が短い。角度が大きいほど重力の斜面に平行な分力が大きく、速さのふえ方が大きいうえに、下る道のりも短いから。
採点のポイント:角度の大きい斜面の方が短い/平行な分力が大きく、速さのふえ方が大きい(道のりも短い)
よくあるまちがい:「分力」の大きさが角度で変わることを使う。