中学3年 理科|ばねばかり・張力
物体をつるすと、糸はどのくらい引く?
おもりの重さと支え方を変えて、ばねばかりと力の矢印を比べよう。
1本でつるす
予想中点は力の始まり。点線は予想用の矢印です。
操作前に予想
重くすると、ばねばかりの伸びと糸が引く力はどうなる? 2本で等しく支えたら、1本あたりはどうなる?
観察|力の関係
同じばねばかりと、重さを無視できる糸を使います。糸は鉛直で、2本の場合は左右対称。おもりが静止した状態を比べます。矢印は見やすく少し左右にずらしています。
確かめよう
おもりが静止しているとき、上向きの力と重力の関係は?
1本でつるすと、糸がおもりを引く力は、おもりに働く重力と同じ大きさになります。
2本の鉛直な糸で左右対称に支えると、上向きの力の合計が重力と同じになります。この支え方では、1本あたりは重力の半分です。
ばねばかりは、そのばねばかりを引く力の大きさを示します。
重要語句
この単元で覚えたいこと
観察のあとに読む
ばねばかりはどの力を測るか
何を比べる?
おもりを静かにつるし、重さを変えてばねばかりの伸びを観察します。静止しているおもりでは、上向きに支える力の合計と、下向きにはたらく重力が同じ大きさです。
結果をどう考える?
鉛直な二本の糸で左右対称に支えると、それぞれが半分ずつ受け持ちます。半分になるのは一本あたりの張力で、おもりの重力ではありません。一本のばねばかりは、そのばねばかりを引く力を測っています。
間違えやすい点・モデルの条件
二本ならいつでも半分とは限りません。糸が斜めの場合や左右対称でない場合は別の考え方が必要です。また、ばねの伸びと力の比例は、ばねが正しくはたらく範囲で成り立ちます。
制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月8日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ
ばねの伸びを測ってグラフにする
おもりの力とばねの硬さを変え、伸びを記録しよう。