理科ラボ

中学3年 理科|金星の満ち欠け

金星の満ち欠けの標準問題

この教材のために作ったオリジナル問題です。入試過去問は掲載していません。

定期テストくらいの問題です。計算はノートや紙でして、答えの数字だけを入れましょう。まちがえたらヒントが出ます。「類題」で数字を変えた問題を何回でも練習できます。

印刷する PDFをダウンロード問題解答解説

印刷・PDFの問題は数字が固定されています(だれが印刷しても同じ問題で、解答と合います)。画面の「類題」は毎回ちがう数字になります。

問1図を見て選ぶ10点

金星が地球に近い位置にあるとき、望遠鏡で見るとどう見えるか。

  1. ア 大きく、細く欠けて見える
  2. イ 小さく、丸に近い形に見える
  3. ウ 見え方は変わらない
答えと解説

答え:ア(大きく、細く欠けて見える)

地球に近いと大きく見えますが、照らされた面を横から見るので、細く欠けて見えます。

よくあるまちがい:近い=大きく細い、遠い=小さく丸い。

問2図を見て選ぶ12点

金星が太陽の向こう側(地球から遠い位置)にあるとき、どう見えるか。

  1. ア 大きく、細く欠けた形
  2. イ 小さく、丸に近い形
  3. ウ まったく見えない
答えと解説

答え:イ(小さく、丸に近い形)

遠いので小さく見えますが、照らされた面のほとんどが地球の方を向くので、丸に近い形に見えます。

よくあるまちがい:金星は満ち欠けとともに、大きさも変わる。

問3図を見て選ぶ12点

金星は夕方か明け方にしか見えず、真夜中には見えない。それはなぜか。

  1. ア 金星が自ら光っていないから
  2. イ 金星が地球より外側を公転しているから
  3. ウ 地球より内側を公転していて、太陽から大きくはなれて見えないから
答えと解説

答え:ウ(地球より内側を公転していて、太陽から大きくはなれて見えないから)

金星は地球より内側を公転する内惑星なので、地球から見るといつも太陽の近くにあり、真夜中(太陽と反対の方向)には見えません。

よくあるまちがい:内惑星=太陽の近くにしか見えない。

問4選んで答える12点

夕方、西の空に見える金星を何というか。

  1. ア 明けの明星
  2. イ よいの明星
  3. ウ 北極星
答えと解説

答え:イ(よいの明星)

夕方西の空に見える金星をよいの明星、明け方東の空に見える金星を明けの明星といいます。

よくあるまちがい:よい=夕方・西、明け=明け方・東。

問5選んで答える12点

金星が満ち欠けして見えるのはなぜか。

  1. ア 太陽の光を反射していて、地球との位置関係で照らされた部分の見え方が変わるから
  2. イ 金星が自ら光る量を変えているから
  3. ウ 地球のかげが金星にうつるから
答えと解説

答え:ア(太陽の光を反射していて、地球との位置関係で照らされた部分の見え方が変わるから)

金星は太陽の光を反射してかがやいています。太陽・金星・地球の位置関係が変わると、照らされた部分の見え方が変わり、満ち欠けして見えます。

よくあるまちがい:月の満ち欠けと同じしくみ。

問6選んで答える12点

火星や木星が真夜中に南の空に見えることがあるのに、金星は見えない。この理由として正しいものはどれか。

  1. ア 火星や木星は金星より明るいから
  2. イ 火星や木星は地球より外側を公転しているから
  3. ウ 火星や木星は自ら光を出しているから
答えと解説

答え:イ(火星や木星は地球より外側を公転しているから)

外側を公転する惑星(外惑星)は、地球をはさんで太陽と反対側に来ることがあるので、真夜中にも見えます。

よくあるまちがい:外惑星は真夜中にも見える。内惑星は見えない。

問7計算12点

太陽から金星までの距離を0.72、太陽から地球までの距離を1とする。金星が地球と太陽を結ぶ直線上で、地球にもっとも近い位置にあるとき、地球から金星までの距離は、太陽と地球の距離の何倍か。

答えと解説

答え:0.28倍

  1. 1−0.72=0.28

よくあるまちがい:近い位置は差、遠い位置は和。

問8記述18点

明け方の東の空に見える金星を、同じ倍率の望遠鏡で何日か続けて観察すると、だんだん小さくなり、丸に近づいていった。その理由を説明しなさい。

答えと解説

答えの例

金星が公転して地球からはなれていったから。地球から遠くなるほど小さく見え、照らされた面を正面に近い向きから見るようになるので、丸に近い形に見える。

採点のポイント:金星が地球から遠ざかっている/遠いほど小さく、照らされた面を正面から見るので丸に近くなる

よくあるまちがい:大きさと形の変化を、地球との距離・位置と結びつける。