小学5年 理科|流れる水のはたらき
流れる水は、土地をどう変える?
川を流れる水は、土地にどんなはたらきをしているのでしょう。土の山に水を流す実験、曲がった所、石の形、大雨のときに注目して、予想してから4つのステップで確かめよう。
ステップ1
流れる水は、地面をどうする?
予想:土で山をつくり、上から水を流した。流れる水が地面をけずるはたらきを、何という?
図はかんたんにしたモデルです。時間は短くしています。
予想を選ぶと、ここで条件を変えられるようになります。
ためしてみよう
ここが大事
ステップのまとめ
流れる水のはたらきのまとめ
| 調べたこと | 分かったこと |
|---|---|
| 3つのはたらき | けずる(しん食)・運ぶ(運ぱん)・積もらせる(たい積) |
| 曲がった所 | 外側:流れが速く、けずられて深い(がけ)。内側:流れがゆるやかで、石やすなが積もる(川原) |
| 上流と下流 | 上流の石は大きく角ばる。下流の石は小さく丸い |
| 大雨 | 水の量がふえ、はたらきが大きくなる。災害が起こることもある |
この図は、考えるためのモデルです。本物の川の流れや石の形は、場所によっていろいろです。
大事な言葉
この単元でおぼえたいこと
たしかめ問題へ問題ページへ →実験道具:地そうをつくろう運ばれた土が積もっていくようすを、中学校の内ようでためそう(中学向け) →動画で見る
はかせ・ハル・ピコといっしょに「なぜ?」を考える
小学校の理科の動画を、土曜日と日曜日の朝9時に1本ずつ出しています。
理科ラボの動画(YouTube)YouTube で見る →先生・保護者の方へ
このシミュレーターの使い方
授業での使い方(10〜15分)
- ステップ1は、流水実験そうや校庭の土の山に水を流す実験の前に、何を見るか(けずる・運ぶ・積もらせる)を確かめるのに使えます。
- ステップ2・3は、本物の川の写真や、川原の石の観察とつなげて使えます。
- ステップ4は、大雨のときの川の変化と、防災(ダムやてい防など)を考える学習につなげます。
子どもがよく考えるまちがい
- 「外側の方が積もる」…外側は流れが速く、けずられます。積もるのは内側です。
- 「下流の石は上流から来ないので小さい」…運ばれる間に角がとれて小さくなります。
本物の観察をするときの注意
- 川の観察は、必ず大人といっしょに行き、水の中には入りません。
- 雨のあとや大雨のときは、川に近づきません。
- 土の山の実験では、服がよごれてもよいかっこうで行います。
家で使うときは、近くの川の上流と下流の写真を地図アプリなどでくらべてみると、石の大きさや川はばのちがいが分かります。
実験のあとに読む
川がつくる土地
何を比べる?
水の量、曲がった所の外側と内側、上流と下流の石、ふだんと大雨のときの川をくらべます。
結果をどう考える?
流れる水には、けずる・運ぶ・積もらせるはたらきがあります。流れが速いほど、水の量が多いほど、はたらきは大きくなります。石は運ばれる間に小さく丸くなります。
まちがえやすい点・モデルの条件
「川の水は、どこでも同じ速さで流れている」と考えやすいので注意しよう。曲がった所の外側と内側で、流れの速さがちがいます。
制作:現役の理科教員 / 制作の考え方