小学6年 理科|人の体のつくりとはたらき
体の中で、空気や食べ物はどうなる?
息をすったり、食べ物を食べたりしたあと、体の中では何が起きているのでしょう。呼吸・消化・血液・吸収を、予想してから4つのステップで確かめよう。
ステップ1
はいた息には、何が多い?
予想:はいた息を集めたふくろに石灰水を入れて、よくふった。石灰水はどうなる?
体のつくりは、記号の図で表しています。気体の割合は、教科書でよく使われる目安の数です。
予想を選ぶと、ここで条件を変えられるようになります。
ためしてみよう
ここが大事
ステップのまとめ
人の体のつくりとはたらきのまとめ
| はたらき | おもな器官 | 分かったこと |
|---|---|---|
| 呼吸 | 肺 | 酸素の一部をとり入れ、二酸化炭素を出す(はいた息で石灰水が白くにごる) |
| 消化 | 口・胃・小腸 | だ液などが、でんぷんなどを体に吸収されやすい物に変える |
| 吸収 | 小腸(水分は大腸でも) | 養分が血管の中にとりこまれる |
| 血液のめぐり | 心臓・血管 | 心臓が血液を送り出す。肺で酸素を受け取り、全身に酸素や養分を運ぶ |
この図は、考えるためのモデルです。器官の形や位置は、本当の体とはちがいます。かん臓や、いらない物を出すじん臓のはたらきは、教科書で確かめよう。
大事な言葉
この単元でおぼえたいこと
確認問題へ問題ページへ →実験道具:消化RPG:食べ物を吸収できる形に食べ物が消化されていく流れを、ゲームで体験しよう(中学向け) →動画で見る
はかせ・ハル・ピコといっしょに「なぜ?」を考える
小学校の理科の動画を、土曜日と日曜日の朝9時に1本ずつ出しています。
理科ラボの動画(YouTube)YouTube で見る →先生・保護者の方へ
このシミュレーターの使い方
授業での使い方(10〜15分)
- ステップ1は、本物の石灰水の実験の前に予想させるのに使えます。「まわりの空気」でもためして、くらべる見方を育てます。
- ステップ2は、だ液の実験の前後に使えます。「ためしてみよう」で氷水にすると、体温くらいの温度の大切さに気づけます。
- ステップ3・4は、実験しにくい体の中のようすを見せる場面です。「ゆっくり」にして、色が変わる所や養分がとりこまれる所を指さしながら説明できます。
子どもがよく考えるまちがい
- 「はいた息は二酸化炭素だけ」…はいた息にも酸素は約17%あり、多くはちっ素です。
- 「食べ物の養分は胃で吸収される」…胃では消化が進み、養分はおもに小腸で吸収されます。
本物の実験をするときの注意
- 石灰水は目に入らないように、保護めがねを使います。
- だ液の実験では、自分のだ液だけを使い、試験管を使い回しません。ヨウ素液は口に入れません。
- 湯の温度は約40℃にし、やけどに気をつけます。
家で使うときは、ご飯をよくかむとあまくなることを話題にすると、だ液のはたらきとつながります。
実験のあとに読む
空気と食べ物のゆくえ
何を比べる?
はいた息とまわりの空気、だ液を入れたでんぷんと水を入れたでんぷんをくらべます。血液の色が変わる場所や、養分がとりこまれる場所を見ます。
結果をどう考える?
肺で酸素をとり入れ、二酸化炭素を出します。だ液などで消化された養分は、おもに小腸で吸収されます。心臓から送り出された血液が、酸素や養分を全身に運びます。
まちがえやすい点・モデルの条件
「はいた息には酸素がない」と考えやすいので注意しよう。はいた息にも酸素は約17%ふくまれています。この図では、体の器官を記号の図で表しています。
制作:現役の理科教員 / 制作の考え方