小学6年 理科|植物の養分と水の通り道
植物は、養分と水をどうしている?
植物は、どうやって養分をつくり、水を体中に運んでいるのでしょう。葉・くき・根で何が起きているかを、予想してから4つのステップで確かめよう。
ステップ1
日光に当てた葉に、何ができる?
予想:日光に当てた葉の色をぬいて、ヨウ素液をかけた。どうなる?
図の時間は、実際より短くしています。ヨウ素液をかける前に、葉の緑色をぬいておきます。
予想を選ぶと、ここで条件を変えられるようになります。
ためしてみよう
ここが大事
ステップのまとめ
植物の養分と水の通り道のまとめ
| 調べたこと | 結果 | 分かったこと |
|---|---|---|
| 葉にヨウ素液 | 日光に当てた葉だけ青むらさき色 | 葉に日光が当たると、でんぷんができる |
| 色水にさす | くきや葉のすじが赤くそまる | 水は決まった通り道を通って体全体に運ばれる |
| ふくろをかぶせる | 葉がある方に水てきが多い | 水はおもに葉から出ていく(蒸散) |
| 葉の表面 | 小さなあな(気こう)がある | 気こうから水が水蒸気になって出ていく |
この図は、考えるためのモデルです。時間は短くしています。くきの通り道の並び方は、植物によってちがいます(ホウセンカは輪のように並ぶ)。
大事な言葉
この単元でおぼえたいこと
確認問題へ問題ページへ →実験道具:光合成でできるデンプン(ヨウ素反応)日光の当て方を変えて、でんぷんができるかを調べよう(中学向け) →動画で見る
はかせ・ハル・ピコといっしょに「なぜ?」を考える
小学校の理科の動画を、土曜日と日曜日の朝9時に1本ずつ出しています。
理科ラボの動画(YouTube)YouTube で見る →先生・保護者の方へ
このシミュレーターの使い方
授業での使い方(10〜15分)
- ステップ1は、日光に当てる・当てない実験の結果が出るまでに時間がかかるので、予想や結果の確かめに使えます。
- ステップ2は、色水の実験の前に「どこが赤くなるか」を予想させ、「くきの切り口」で通り道の形を見せます。
- ステップ3・4は、ふくろの実験とけんび鏡の観察をつなげる場面です。「水てきはどこから?」と問いかけてから気こうを見せます。
子どもがよく考えるまちがい
- 「でんぷんは根から吸い上げる」…日光に当てた葉にだけできることから、葉でつくられると考えます。
- 「水てきはふくろの外から入った」…葉をとった方とくらべると、葉から出たと分かります。
本物の実験をするときの注意
- 葉の緑色をぬくために湯やエタノールを使うときは、火に近づけず、やけどに気をつけます。
- ヨウ素液は手につかないようにし、口に入れません。
- けんび鏡で、直接日光を見ないようにします。
家で使うときは、セロリや白い花を色水にさしておくと、水の通り道を観察できます。
実験のあとに読む
植物の体の中の、養分と水
何を比べる?
日光に当てた葉とおおいをした葉、葉がある植物と葉をとった植物をくらべます。色水が上がっていく場所も見ます。
結果をどう考える?
葉に日光が当たるとでんぷんができます。根から吸った水は、くきの中の決まった通り道を通って葉まで運ばれ、葉の気こうから水蒸気になって出ていきます。
まちがえやすい点・モデルの条件
「植物は土から養分を全部とっている」と考えやすいので注意しよう。でんぷんは、葉で日光を受けてつくられます。この図の時間は短くしています。
制作:現役の理科教員 / 制作の考え方