理科ラボ

化学基礎|酸と塩基(1)酸と塩基

酸は H⁺ をわたし、塩基は H⁺ を受け取る

この教材のために作ったオリジナル問題です。

答えを選ぶと、正解とわけが出ます。図の問題は、答えたあとに図が動いて確かめられます。

問1選んで答える

HCl + H₂O → H₃O⁺ + Cl⁻ の反応で、塩基としてはたらいているのは?

答えと解説

正解:H₂O

H₂O が HCl から H⁺ を受け取って H₃O⁺ になっている。受け取る方が塩基。

問2選んで答える

次のうち、2 価の塩基はどれ?

答えと解説

正解:Ca(OH)₂

Ca(OH)₂ は OH⁻ を 2 個出せるので 2 価の塩基。

問3選んで答える

弱酸はどれ?

答えと解説

正解:酢酸 CH₃COOH

酢酸はごく一部しか電離しない弱酸。HNO₃・H₂SO₄・HCl は強酸。

問4選んで答える

0.10 mol の酢酸を水にとかしたら、0.0016 mol が電離した。電離度は?

答えと解説

正解:0.016

電離度 = 0.0016 ÷ 0.10 = 0.016。

問5考えてから見る

「硫酸は 2 価、酢酸は 1 価だから硫酸の方が強い」という説明は正しくない。酸の強さは何で決まるのかを使って説明しよう。

答えと解説

酸の強さは価数ではなく電離度(水の中で電離する割合)で決まる。硫酸はほぼすべて電離する強酸、酢酸はごく一部しか電離しない弱酸なので硫酸の方が強い。価数が同じ 1 価でも、塩酸は強酸、酢酸は弱酸である。

自分の答えに、次のことが入っていたかくらべてみよう

  • 強さは電離度で決まると書いている
  • 価数が同じでも強弱がちがう例(塩酸と酢酸など)にふれている