中学3年 理科|遺伝の規則性

親の遺伝子は、子にどう受け継がれる?

エンドウの種子の形に注目して、親から1つずつ受け継ぐ組合せを調べよう。

追加実験:試行回数と遺伝の比のばらつき

遺伝の規則性の観察

予想中

親から1つずつ受け継ぐ組合せを考えよう。

減数分裂と受精の模式図対の遺伝子が分かれ、受精で組になる過程。

染色体は1対だけを表示。赤は親A、青は親Bに由来します。X形は複製後、棒形は1本分です。丸印は遺伝子の位置を示します。エンドウでは減数分裂後にも細胞分裂があり、生殖細胞ができます。その間の過程や組換えは省略しています。図の受精は一例、下の表はすべての組合せです。

親がつくる生殖細胞の遺伝子を、縦と横に並べています。同じ文字の欄も、それぞれ等しい確率として数えます。

Aは丸形、aはしわ形に関わる遺伝子。Aaでは丸形が現れます。表の各マスは等しい確率の組合せです。

操作前に予想

それぞれの親からどの遺伝子を受け継ぐ? 子の丸形としわ形は、どんな割合になるだろう?

エンドウの種子の形という1つの対立形質を扱う、メンデルの遺伝のモデルです。受精の組合せは同じ確率とします。表は実際に生まれる4個の子を指定するものではありません。ヒトの性格や能力などをこの単純なモデルで説明しません。A・aの違いは優劣の意味ではありません。

確かめよう

それぞれの親からどの遺伝子を受け継ぐ? 子の丸形としわ形は、どんな割合になるだろう?

重要語句

この単元で覚えたいこと

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観察のあとに読む

組合せ表は確率を表している

何を比べる?

エンドウの種子の形について、親がもつ遺伝子の組合せを変えます。子はそれぞれの親から一つずつ遺伝子を受け継ぎます。表の四つのマスは、起こりうる組合せを同じ確率で並べたものです。

結果をどう考える?

親がもつ対の遺伝子は、生殖細胞ができるときに分かれ、1つずつ入ります。受精で両親から1つずつ受け継ぎます。

Aaどうしでは、AA・Aa・Aa・aaの4通りを同じ確率で考えます。丸形:しわ形の理論上の割合は3:1です。

3:1は、多数の子について期待する割合です。実際の少数の子で、必ず3個と1個に分かれるわけではありません。

間違えやすい点・モデルの条件

顕性と潜性は、形質が現れる関係を表す用語で、優れている・劣っているという意味ではありません。この教材は単純化した一組の遺伝子のモデルで、ヒトの能力や複雑な性質へそのまま当てはめることはできません。

制作:中学校の理科教員 / 解説更新:2026年9月13日
制作の考え方・参考資料と教材の位置づけ

試行回数と遺伝の比のばらつき

Aa×Aaの子の組合せを抽出し、少ない回数と多い回数を比べよう。