小学6年 理科|土地のつくりと変化
地層は、どのようにしてできた?
がけに見えるしま模様の地層。どのようにしてできたのでしょう。つぶの形・水のはたらき・化石・火山や地しんに注目して、予想してから4つのステップで確かめよう。
ステップ1
地層の砂のつぶは、どんな形?
予想:がけの地層の砂を虫めがねで見た。つぶはどんな形をしている?
図の時間は、実際より短くしています。本当の地層は、長い年月をかけてできます。
予想を選ぶと、ここで条件を変えられるようになります。
ためしてみよう
ここが大事
ステップのまとめ
土地のつくりと変化のまとめ
| 調べたこと | 分かったこと |
|---|---|
| つぶの形 | 流れる水でできた層(れき・砂・どろ)のつぶは丸みがある。火山灰のつぶは角ばっている |
| 水のはたらき | 水の中では大きいつぶから先にしずみ、層になって重なる |
| 化石 | 化石から、地層ができたころの土地のようすが分かる(貝→海の底) |
| 土地の変化 | 火山のふん火で火山灰が積もる。地しんで地層がずれる(断層) |
この図は、考えるためのモデルです。地層ができるまでの時間はとても長く、図では短くしています。つぶの大きさは見やすくしています。
大事な言葉
この単元でおぼえたいこと
確認問題へ問題ページへ →実験道具:地層をつくろう(たい積・化石・断層)土を積もらせたり、地層をずらしたりしてみよう(中学向け) →動画で見る
はかせ・ハル・ピコといっしょに「なぜ?」を考える
小学校の理科の動画を、土曜日と日曜日の朝9時に1本ずつ出しています。
理科ラボの動画(YouTube)YouTube で見る →先生・保護者の方へ
このシミュレーターの使い方
授業での使い方(10〜15分)
- ステップ1は、ボーリング試料や地層の標本を虫めがねで見る観察と合わせて使えます。「ためしてみよう」で火山灰とくらべさせます。
- ステップ2は、水そうに土を流しこむモデル実験の前に予想させ、結果の確かめにも使えます。2回流しこむと、しま模様の理由に気づけます。
- ステップ3・4は、化石や火山灰の層から、昔の土地のようすを考える場面に使えます。
子どもがよく考えるまちがい
- 「山の上に貝の化石があるのは、だれかが運んだから」…昔は海の底で、土地が持ち上がったと考えます。
- 「上の層ほど古い」…ふつうは下の層ほど古く、上に新しい層が積もります。
本物の観察をするときの注意
- がけの観察では、上から石が落ちてこないか確かめ、がけに登りません。
- ハンマーを使うときは保護めがねをかけ、まわりに人がいないことを確かめます。
- 火山灰を観察するときは、つぶを指でこすらないようにします(角ばっていて、きずがつくことがあります)。
家で使うときは、ペットボトルに土と水を入れてふり、しずむ順番を観察すると、ステップ2と同じことが確かめられます。
実験のあとに読む
地層は、土地の歴史の記録
何を比べる?
れき・砂・どろと火山灰のつぶの形、水の中でしずむ順番、見つかった化石の種類、火山と地しんによる変化をくらべます。
結果をどう考える?
流れる水に運ばれた土は、水の底で大きいつぶから順にしずみ、層になります。火山がふん火すると火山灰の層ができます。化石から昔のようすが分かり、地しんで地層がずれることもあります。
まちがえやすい点・モデルの条件
「地層は一度にできる」と考えやすいので注意しよう。地層は長い年月をかけて、少しずつ積み重なってできます。ふつう、下の層ほど古い層です。
制作:現役の理科教員 / 制作の考え方