定期テスト対策 / 中学1年
中1 身のまわりの物質
定期テスト前のまとめ
密度・水溶液・状態変化を、図で見直します。計算のしかたとグラフの読み方を確かめて、あやしいところは動かして、最後に問題を解きましょう。
- 図で読むあやしい図に印をつける
- 動かして確かめる印の単元を動かしてみる
- 確認問題(5問)まちがえたら解説を読む
- 標準問題(8問)計算と作図まで解く
印はこの端末に残ります。テスト範囲は、学校の先生の案内を確認してください。
物質の性質と密度
物質を見分ける手がかりが密度。「同じ体積でくらべる」が考え方のもとです。
密度は 1cm³ あたりの質量
密度は、物質 1cm³ あたりの質量。「重い物質」とは、同じ体積でくらべたときに質量が大きい物質のことです。
量を変えても密度は同じ
同じ物質なら、質量は体積に比例するのでグラフは原点を通る直線になる。傾きが密度で、量を増やしても変わりません。
メスシリンダーで体積をはかる
液面のへこんだ下の面を、真横から読む。最小目盛りの10分の1まで読みます。形が複雑な物体は、増えた水の体積を読みます。
浮くか沈むかは密度で決まる
液体より密度が小さい物体はうき、大きい物体はしずむ。重さそのものではなく、密度でくらべます。PPはペットボトルのキャップ、PETは本体の材料です。
まちがえやすい点
×質量が大きいものほど密度が大きい
○密度は同じ体積でくらべる。量を増やしても同じ物質なら密度は変わらない
×重い物体は水にしずみ、軽い物体はうく
○水より密度が大きいとしずみ、小さいとうく
1問チェック
質量 81g・体積 30cm³ の金属の密度は?
2.7g/cm³。81 ÷ 30 = 2.7 です。密度はアルミニウムと同じです。
密度 7.9g/cm³ の鉄 20cm³ の質量は?
158g。質量=密度×体積なので、7.9 × 20 = 158 です。
密度 0.9g/cm³ の固体を、密度 0.8g/cm³ の液体に入れるとどうなる?
しずむ。液体より密度が大きいからです。水(約1.0g/cm³)ならうきます。
動かして確かめる・問題を解く
水溶液
溶質・溶媒・濃度・溶解度。計算と、グラフの読み取りが出やすいところです。
水溶液とは
とけている物質が溶質、とかしている液体が溶媒。水溶液は透明で、色がついていることもあります。全体の質量は、溶質と溶媒の質量の和です。
質量パーセント濃度
分母は水の質量ではなく、水溶液全体の質量です。ここがいちばんの注意点です。
溶解度曲線
水100gにとける限度の質量が溶解度。多くの固体は温度が上がるほどよくとけますが、塩化ナトリウムはほとんど変わりません。
再結晶
高い温度でとかして冷やすと、とけきれなくなった分が結晶で出てきます。出てくる量は「とかした量 − その温度の溶解度」。
ろ過
ろ紙の穴より小さい粒は通り、大きい粒は残ります。砂糖や食塩のようにとけた物質は、ろ紙を通りぬけます。
| 方法 | 手がかり | 例 |
|---|---|---|
| ろ過 | 粒の大きさ | 水にとけないものと水溶液を分ける |
| 冷やして再結晶 | 温度による溶解度の変化 | 硝酸カリウムを取り出す |
| 水を蒸発させる | 溶解度がほとんど変わらないもの | 塩化ナトリウムを取り出す |
| 蒸留 | 沸点のちがい | 水とエタノールを分ける |
まちがえやすい点
×濃度は、溶質の質量 ÷ 水の質量 で求める
○分母は水溶液全体(溶質+溶媒)
×色がついていれば水溶液ではない
○透明なら色がついていても水溶液。にごっているものは水溶液ではない
1問チェック
食塩 15g を水 85g にとかした。質量パーセント濃度は?
15%。15 ÷(15 + 85)× 100 = 15 です。
10% の食塩水 200g にふくまれる食塩は何g?
20g。200 × 0.1 = 20 です。
60℃ の水 100g に硝酸カリウム 50g をとかして 20℃ に冷やした。結晶は何g 出る?(20℃ の溶解度は 31.6g)
18.4g。50 − 31.6 = 18.4 です。
動かして確かめる・問題を解く
状態変化
質量は変わらず、体積が変わる。グラフの平らな部分の意味がよく問われます。
状態変化と粒子
状態が変わると、粒子の並び方と間かくが変わります。粒子そのものの数は変わらないので、質量は変わりません。
体積は変わる、質量は変わらない
多くの物質は、固体になると体積が減ります。水は例外で、氷になると体積が増えるので密度が小さくなり、氷は水にうきます。
水を加熱したときの温度
とけている間と沸騰している間は、加熱を続けても温度が上がりません。加えた熱は、状態を変えることに使われます。
純物質と混合物
1種類の物質(純物質)は、融点や沸点が決まっています。混合物は沸騰している間も温度が少しずつ上がり、はっきり決まった沸点を示しません。
蒸留
液体を熱して気体にし、冷やしてまた液体にして集めます。水とエタノールの混合物では、沸点の低いエタノールを多くふくむ液体が先に出てきます。
まちがえやすい点
×状態が変わると、質量も変わる
○質量は変わらない。変わるのは体積(粒子の間かく)
×強火にすれば、沸騰中の水の温度はもっと上がる
○沸騰している間の温度は一定。強火でも沸騰が早く進むだけ
×湯気は気体の水蒸気である
○水蒸気は目に見えない。白く見える湯気は、冷えてできた小さな水の粒
1問チェック
融点 −20℃・沸点 60℃ の物質は、20℃ でどの状態?
液体。20℃ は融点より高く、沸点より低いので液体です。
液体のろうが固体になると、密度はどうなる?
大きくなる。質量は変わらず、体積が減るからです。
水とエタノールの混合物を蒸留した。最初の試験管の液体に多いのは?
エタノール。沸点の低い物質のほうが先に多く出てきます。純粋なエタノールではありません。
動かして確かめる・問題を解く
印をつけたところ:0個
図の下の「あやしい」に印をつけると、ここに見直す教材が並びます。
気体の性質も範囲のときは
気体の集め方はシミュレーター・確認問題・標準問題で見直せます。
学ぶ順番や範囲は学校・教科書によってちがいます。密度や融点・沸点の値も、資料によって少しちがうことがあります。テスト範囲は、学校の先生の案内を確認してください。
